こちらからの続きです。
http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-11882892304.html
グルテンの粘りけを抑えるために、
薄力粉をよく混ぜないこと、
そして、そこにキャベツを入れるのではなく、
キャベツにそれをかけるて軽くなじませるだけにすることで、
フワフワのお好み焼きが出来たはずですが、
それでも、日本コナモン協会会長・熊谷真菜さんは納得しません。
まだ改善出来る点があるのでしょうか?
すイエんサーガールたちが
「ケーキ作りの時のように粉をふるいにかけては」と考えますが、
ふるいにかけてはダマが出来にくくなってしまいます。
彼女たちかそう悩んでいる時、
また熊谷さんが取り出したのがこれ。
ケーキの材料?
これで甘いもんでも作ってみません?
とのことですが…?
突然始まったケーキ作り。
「簡単ふっくらフワフワケーキを作りましょう!!」
とタイトルコール。
番組の目的が変わった気もしますが、
気にせず進めていきます。
お好み焼きのために切ったままにしていたキャベツを冷蔵庫に入れて、
とりあえずケーキ作りに臨みます。
今回作るのはカップケーキ。
1. 卵白、砂糖、レモン汁をボールに入れてメレンゲを作る
2. 小麦、サラダ油を入れて混ぜる
3. カップに移してオーブンで15分焼く
カップケーキが上手く出来ました。
ここで熊谷さんがひと言。
もうお好み焼きもふっくらフワフワに
出来るんとちがう?
ケーキ作りとお好み焼きとどういう関係があるのでしょうか。
とりあえず、再びお好み焼き作りの材料を並べ直します。
キャベツも冷蔵庫から取り出しました。
すると…
キャベツがしなしなになってしまっていました。
乾燥した冷蔵庫の中で水分が飛んでしまったのでしょう。
しかし、ここで気付きました。
あっ、キャベツの水を冷蔵庫で飛ばして、
ちょうどいい水分になっているはず…?
キャベツを切ればその細胞壁が壊れ、
中の水分が出て来ることになります。
みじん切りだと壊れる細胞の数も多くなり、
そのぶん水分も多く出てくる訳ですが、
それでお好み焼きを作ると、
中がべたついた風に仕上がってしまいがちです。
そこで、みじん切りにしたキャベツを一度、
冷蔵庫に入れて水分を飛ばしてからだと、
それを防ぐことが出来るということになります。
早速実践してみることにします。
だし汁の中に薄力粉を加えダマが残る程度に混ぜます。
そこへ生卵を落とし…たところで、
熊谷さんがひと言。
あ! ちょっと! 同じやん!
何が同じなのでしょうか?
もしかすると、ケーキ作りの工程で、
お好み焼きと同じ何かが?
ケーキにもお好み焼きにも卵を使います。
ケーキの場合は卵白をメレンゲにして使いましたが、
お好み焼きでも同じ方法が
使えるということなのかもしれません。
試してみることにします。
生卵を一度、卵黄と卵白に分けて、
卵白を泡立てていきます。
これを薄力粉の上に落として、
残る卵黄と天かすを混ぜて軽く馴染ませて、
この生地でお好み焼きを焼くことにしました。
空気をたくさん含んだメレンゲを使うことで、
焼き上がりの生地をふっくらさせることが出来ました。
以下がレシピの転載です。
<材料>
薄力粉・・・50g だし汁・・・50cc キャベツ・・・70g
天かす・・・3g 卵・・・1個 豚バラ肉・・・3枚
1. 卵を黄身と白身にわけ 白身を泡立ててメレンゲを作る
★メレンゲを作るときは砂糖をひとつまみ入れると泡立ちやすくなるよ!
2. 1時間程度冷やして水分をとばしたキャベツをみじん切りに。
3. だし汁の中に薄力粉を加え、軽く混ぜて生地を作る。
4. キャベツの上に生地・メレンゲ・黄身・天かすをかけ軽くなじませる
★具材をなじませるときにスプーンを
縦に刺すように入れてザクザクザクザク。
★クルッと下からすくいあげるようにして
ひっくり返す(これを7回くらい繰り返す)
3. フライパンに生地を流し 約2cmの厚みになるように
広げて中火から弱火で3分焼く
4. 生地の上に豚バラ肉を並べひっくり返して弱火で3分
★3分フタをして蒸す。
5. ひっくり返してさらに軽く1分焼く
6. ソースをかけて、青のりをふりかけて完成!!
すイエんサー
http://www.nhk.or.jp/suiensaa-blog/
¥950
Amazon.co.jp
たこやき―大阪発おいしい粉物大研究 (講談社文庫)/熊谷 真菜
¥700
Amazon.co.jp
たこやきのナゾ/熊谷 真菜
¥1,026
Amazon.co.jp
ふりかけ―日本の食と思想/熊谷 真菜
¥1,620
Amazon.co.jp
たこやきの正しい食べ方 (ゴマブックス)/熊谷 真菜
¥864
Amazon.co.jp