以前、私自身のダイエットについてお書きしましたが、
現在も継続中です。
目標の内臓脂肪も改善されてきています。
最終的に私が何を恐れているかといえば、
それは糖尿病で、
普段から糖尿病関連の情報に触れ続けていることもあり、
知れば知るほど大変な病気だと思うようになりました。
糖尿病で厄介なのは、
糖尿病という病気自体に加え、
様々な合併症に注意を払う必要がある点です。
三大合併症といわれる
糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経症のほかに、
心筋梗塞や脳梗塞、認知症や骨粗鬆症のリスクを増加させます。
そして、あまり知られていないのではないかと思うのが
歯周病との関係です。
糖尿病にかかると細菌に対する抵抗力が低下し、
組織を修復する力も弱くなります。
生活習慣が大きく関わっている2型糖尿病の場合、
その患者はそうでない人に比べて、
2.6倍も歯周病にかかりやすいとされています。
そして歯周病の人は、上昇した血糖値が下がりにくくなります。
つまり、糖尿病患者は歯周病になりやすく、
さらにその歯周病が
糖尿病を悪化しやすくなるという悪循環に陥る可能性があります。
ただ、歯周ポケットへの積極的な歯周病治療により、
血糖値の制御は改善することもわかっています。
初期の糖尿病そのものに自覚症状はなく、
何らかの合併症により糖尿病と診断される人が多く、
潜在的な患者を含めて、
日本の成人の半数が糖尿病ではないかと推測されています。
一方、歯周病の場合、成人の8割だとされています。
歯周病自体も、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞のリスクを増大させますし、
糖尿病と歯周病を放置しない、
生活習慣の見直しに加え、
根拠もなしに「自分は大丈夫」と思い込むのではなく、
自分の体を疑う必要もあろうかと思います。