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いじめ対策と暴力団排除、その第一の責任者は誰? ~いじめアンケートと暴力団排除条例~

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今夜、尾木直樹先生のブログに、
このような記事がありました。

いじめアンケート頼り!?
http://ameblo.jp/oginaoki/entry-11372084026.html

いじめアンケート


あれって何?


いちいち
万事



当の子ども
頼み!!



子どもたちが
言わない限り


いじめ
あっても



ないことになる


正直に言わなかった
子どもたちが


悪くなる?


これって何?
(後略)




という内容のものでした。

生徒・児童が自殺した場合、
学級、あるいは学年全員に対してアンケートが行われるようです。
散々ニュースで聞いた話で、
最悪の事態となり、
その真実を知るためには必要なことかもしれませんが、
根本的には、学校が、教員が、そこに至るまでに
認知しておくべきであったというのは間違いないと思うんです。
責任を棚に上げているとは思いませんが、
第一の責任者が子供たちにされているような、
毎度毎度、そう思ってしまいます。




*******************************************************



仁義なき?「暴排認定」 大阪府警「1円たりとも暴力団には」 初の訴訟発展
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121003/waf12100311300009-n1.htm
(産経新聞 2012.10.3)

この記事では大阪府堺市の建設会社など3社が
大阪府警から

暴力団と関係があると認定され

府警から大阪府に通報、
公共工事の入札から除外され、
その際、充分な反論の機会がなかったとして、
通報の撤回を求めた訴訟について書かれています。

私はこの3社がどのような企業で、
暴力団とどのような関係があったのか、
あるいはそもそもなかったのかはわかりませんが、
社会生活を営む上で、
私たちや所属する団体が、
身に覚えがないのに、
このような著しい不利益を被らなければならなくなるかもしれません。

客観事実を積み重ね、厳格に認定している。公金を1円たりとも暴力団に流さないように暴排を徹底していきたい

と府警はコメントしていますが、
どうにもその基準が見えてきません。



絶て暴力!:北九州市・飲食関係者襲撃4件 標章制度、見直しの声も 暴排目的一転、市民が矢面に
http://mainichi.jp/area/news/20120928ddp041040026000c.html
(毎日新聞 2012.9.28)

強盗:暴排標章掲示の経営者、路上でバッグ奪われる--北九州・八幡西
http://mainichi.jp/area/news/20121005ddp041040013000c.html
(毎日新聞 2012.10.5)

発砲事件など、暴力団が関わっているとされる事件が
多発している北九州では、
ここのところ、飲食業経営者などが襲われる事件が目立ちます。
被害者側の共通点が、この福岡県警公安委員会発行の、

暴力団排除標章 福岡県警公安委員会


暴力団排除標章です。
これが貼られている店を経営している、
そこに勤めている人が被害者になっています。

憎むべきはそれら非合法組織とその構成員ではありますが、
なぜ、一般市民がこのような被害を被らなければならないのでしょうか?

従来は、暴力団と一般市民の間に、
警察があったはずです。

しかし、暴排条例施行の後では、
暴力団の前に一般市民がいて、
その後ろに警察がいるんです。

なぜ、暴力団対策の第一の責任者が、
私たち一般市民なのでしょうか?

北九州で一般市民が被害に遭うケースが多発しているのは、
一過性のものなのでしょうか?
今を耐えれば、それらの非合法組織の心配をしなくて済むとでも?

怪しいものです。

以前にもこの暴力団排除条例の問題点について触れましたが、
各都道府県のこの条例に不備があるという可能性について、
各自治体議会は考えたりはしないのでしょうか?






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