THE MANZAIはハマカーンが優勝でしたね。
たしかに面白いと感じたんですが、
私の中での優勝はNON STYLEでした。
視聴者の投票と審査員との差が大きいのも、
なかなか興味深かったです。
その後はテレビ東京系を見ていました。
参院選で池上彰さんが毒を吐いていたと聞き、
彼の番組はあまり見てこなかったんですが、
各党の要職、有力者に対する質問に、
ところどころ辛辣さがあって面白かったです。
少し事実誤認が見られたのは残念ですけれど。
大敗を受けて民主党・野田佳彦代表が辞意を表明しました。
組織としてはしかたがないでしょうね。
それにして、民主の本部が情けなさ過ぎます。
ずっと誰もいません。
うなだれている姿を見られたくないと?
7月の参院選のためにも、
するべきことがあるはずでずが。
これでは野党第一党としても期待薄です。
第三極は反民主の受け皿にはなれず。
特に未来は惨敗です。
ただし、維新は党内納得していないでしょうけれど、
どこの馬の骨か分からない候補者の集まりで、
これだけ取ったのは凄いことなのかも。
元々は維新の兄弟のようなみんなの党は、
政策をさておいての離合集散を避けたことで、
議席を増やしました。
解散前から、私はこのブログで、
様々な考えを述べてきましたが、
それは概ね、自民・安倍総裁の考えに近いものでした。
7割方は同じだったかもしれません。
ただ、私が心配だったのは、
これが自民党全体の考えなのかどうかという点でした。
先の総裁選では、安倍総裁の主張は、
必ずしも、多くから支持されたものではなかったと思います。
それと、小選挙区、私の選挙区で、
自民党公認候補がどういう考えなのか、
これが細かい点までなかなか見えてこず、
結局、伝聞に頼ることになりました。
自民党が大勝です。
大勝するだろうというのは、
さんざん聞かれていましたが、
自公連立で2/3を占める結果です。
そのぶん、政権与党となる自民の責任は大きくなりました。
前回の総選挙で、自民は大敗しました。
その原因がどこにあったのか、
それは忘れずにいて欲しいと思います。
喉元過ぎれば熱さを忘れるではいけません。
以前、この選挙について、
寛政の改革前後の、
田や沼やよごれた御世を改めて 清くぞすめる白河の水
白河の清きに魚も住みかねて もとの濁りの田沼恋しき
の落首2首をお書きしていましたけれど、
有権者がこの総選挙で
ただ自民政権時代を懐かしんでいた訳ではないことを
理解していただければと思います。
大規模な金融緩和が行われることでしょう。
諸外国と同じように。
それで大きく円安に振れてくれればと期待しています。
そして、建設国債の発行を以て、
被災地復興と防災に努めて欲しいです。
この時、ウンカの如くたかる連中に予算を与えてるようであれば、
復興予算を明らかな目的外使用を
許可していた民主政権と変わりません。
それぞれの予算が有効に使われるよう、
そして、それが経済に最大限の好影響を与えるよう、
どこかの寄生虫が中抜きをして、
金銭が流れないことのないよう、
監視してもらわなければ。
それにしても…、今回の安倍総裁人気は、
ある種異様なものがありましたね。
国民の右傾化の影響という見方もありますが、
私の印象では、女性にその傾向が強いように思えました。
反原発、脱原発においても、
女性のほうが、生活という視点で、
より現実的に見ているのではないかと感じます。
私が何度も申し上げているように、
直ちに原発を止めることが、
電力不足と電気料金の値上げを呼び、
大失業時代を招き寄せるということを、
憂慮していたのは男性よりも女性なのでしょうか?
(多数派ではないでしょうけれど)
この大勝にも、安倍総裁の顔には笑顔がなかったと聞きます。
記者が笑って下さいとリクエストしても、
なかなか笑顔にはならなかったとか。
マスコミ対策としても、
今後の意気込みとしても、
これから背負うことになる荷物の重さのためにも、
笑わなかったことはよかったのかもしれませんね。
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自民大大勝、民主大大敗、第三極伸びず ~安倍総理が背負う重い荷物~
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