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ウダ話。~クリスマスイブ~マヤの長期暦の終わり~ノストラダムスの大予言~末法思想~

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夜が明けて、日が暮れればクリスマスイブです。
25日がイエスの誕生日ということになってはいますが、
その季節が冬だったというのはありえないというのが
旧約聖書の解釈だったりもします。

元々、イエスの誕生日として祝われていたのは、
各地で異なっていて、
イエスの死後3~400年後ぐらいに
ローマ帝国の協会が12月25日に統一したからだとかなんとか。

なぜこの日なのかはよくわかりませんが、
確実に関係があるとされているのが、
冬至です。
ヨーロッパ各地(世界各地)に冬至を祝う祭が存在し、
これは太陽の力が最も弱くなった1日が、
無事過ごす事が出来、新しい力が太陽に満ちていくことを祝うものです。
これがクリスマスに取り込まれたということなのでしょう。


先日、無事にマヤの長期暦がいうところの暦の最後の日を
無事終え、新しい周期の開始を経験することが出来ました。
(最大の説で23日までとか)
この暦はなんと5125年周期であるらしく、
私はマヤ人ではありませんが、
もしも、新しい長期暦への更新のタイミングに生きていたとすれば、
とんでもない幸運なのかもしれません。

私はこの世の終わりを心配していた訳ではなく、
心配していたのは、本当にその日を
何かしらの「終わり」にしようとする輩が出ないかということでした。

1995年3月20日、松本智津夫死刑囚を首謀者として、
東京の地下鉄構内に猛毒のサリンを撒きました。
これに、「1999年7の月に恐怖の大王が来るだろう」という、
ノストラダムスが書いてもいないデマを
流布したものに責任はなかっただろうかと思う訳です。
最終戦争の第一手としての着手が、
あのテロだったのではないかという考え方も出来るわけです。


今の大河ドラマ「平清盛」の時代の少し前、
西暦でいえば、1052年の年が訪れることを、
当時の日本人は非常に恐れていたとされています。
釈迦の立教後、あるいは入滅後、
1000年で世の中の秩序である仏法の力が及ばなくなる、
「末法の世」だと考えられたからです。
この時代は武士の力が台頭してきていて、
力が物言う時代となり、治安は悪化、
また摂関政治も終わり、
寺院は僧兵を抱えて、腐敗も進みました。
そんな中、生まれたのが法然を開祖とする浄土宗、
親鸞を開祖とする浄土真宗なのでした。

この末法の世は1万年続くものらしく、
つまりは現在もそれは継続していたりします。
「世も末」という言葉は、
この末法思想が由来とされていて、
今年も新聞やニュースなどでは
世も末かと思わせるような出来事が多かったですけれど、
たとえ、世も末だとしても、
だからこそ、生み出されるものがあろうかと思います。

来年はそんな年であればと期待したいです。



ねてしてタペ

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