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「さんタク」の冨永愛さんの疑問について考える 「男の子はなぜ自身に美を求めるのか?」

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今年の「さんタク」で、このような会話がありました。
最近の男はなぜ筋肉をつけようとしないのかという
加賀美セイラさんの疑問について、

木村拓哉さん「男もガリガリなほうが、服が似合うと思っている人が多いんじゃない?」

小森純さん「最近の男の子はそうなっているんだよ。だから男子なのに、ダイエットだとか"ちょっとむくんでる"とか、たとえば凄い人だと自分のメイク道具持ってたりする」

冨永愛さん「なんで今、若い男の子はそれを求めてる訳? 女の子がそれを求めてる訳じゃないじゃない? どう考えても」



「さんタク」 冨永愛さん

私の価値観でいえば、
高校野球なんかで軒並み眉が調えられていたりすると、
違和感を抱く訳です。
特に技術的に問題があるからなのか、
際限なく調えるものですから、
かろうじて眉毛と呼べるような状態にまで。

まあ、各自自由なんですけれど、
この冨永愛さんの

若い男の子はなぜ自身に美を求めるのか?

は、実は重大な事柄なのかもしれません。

冨永さんの疑問を女性に置き換えて考えてみましょう。
それは大別して概ね3つなのでしょうか。

・異性の目を意識してのもの
・同性の目を意識してのもの
・自己を意識してのもの


一番目の二番目も、
最後のものに取り込まれている部分が大きいと思いますので、
線引きは出来ないとは思うんですが、
女性が美しくなろう、美しく見せようといういう欲求は、
これらのどこかに収まるはずです。
では、男性が自身美しくなろうという欲求はどこにあるのでしょうか?

歴史的にみれば、日本でも男性も、
美に対しての欲求を持ち続けてきていたようです。
上では眉についてお書きしましたが、
江戸時代後期には眉を抜いて薄くするという流行があったようです。
現代ではメンズエステの脱毛コースなんてものがありますが、
その時代にも「毛切り石」なるものが男湯にあったようです。
それで体毛を挟んでゴリゴリしていたのでしょうか。

当時の女性たちは、それらの男性の行為をどう捉えていたのでしょうか?
それを知りたいんですが不明です。
では、現代の女性たちは、
男性たちの美に対する欲求をどう捉えているのでしょうか?

あくまで印象に過ぎませんが、
冨永さんが仰るように、ネガティブな評価になるのではないでしょうか?
ポジティブな評価になるとすれば、
芸能界のビジュアル系とか、
水商売とかでしょうか。

清潔感は好まれる傾向にあるでしょうが、
デート中の男性のバッグにメイク道具が詰まっていたとすれば、
百年の恋も冷めることにもなるかもしれません。
それでも男性は美を求めるのでしょうか?
同性の目を意識して?
男としても、それをポジティブに捉える人のほうが少なそうです。

残るは一つ。
それは「自分自身のための美」なのでしょうか。
異性がどう見ていようと、自分自身が納得出来ていれば
それで構わないという自己完結型の欲求なのでしょうか。

「さんタク」のこのやりとりの中で、
明石家さんまさんは、

彼女が要らないっていう人が75%やからね。

と仰っていました。
ホンマでっか情報でしょうか?
これが正しいかどうかはわかりませんが、
男が、女性からどう見られているかを
あまり考えないようになっているとすれば、
よくない傾向なのかもしれませんね。

もしも、男性が美を求めるなら、
女性ウケする美であればと思うんですが。



ねてしてタペ



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