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NHK×日テレ 60番勝負 ~NHKに明石家さんまさんがご出演 NHKでの昔話などなど~

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なかなか興味深い番組でしたね。
何か面白そうなことがありそうな気がしたので、
いちおう、見ていて正解でした。

1日目はNHKから放送。
日本テレビ局員なども乗り込んでの放送でした。
そして、2日目は日本テレビから。
NHKの人も日本テレビからとなりました。

60年前の2月1日にNHKがテレビが、
そして、8月28日に日本テレビが放送を開始しています。
その節目に両局が放送局の壁を乗り越えて、
合同で生放送番組を放送しました。

昔は凄いことをしていたんですねえ。
今の基準では絶対にあり得ない内容もありました。
NHKがAV女優の面接の様子を生々しく放送していましたよ。

面白かったのは、24時間でドラマを撮るという企画。
1日目の放送中から撮り始めて、
2日目の最後に放送するというものでした。
NHKの作品は時間のない中で、
よく撮れていたという印象ではあるんですが、
日本テレビのそれは見事なものでした。
だから、特にNHKのほうが霞んで見えたのかもしれません。

土屋"T"敏男プロデューサーの謀で、
大塚恭司プロデューサー/ディレクターに事前に告知せず、
生放送の現場で名指しするという非道。
大塚さんのあの時のお顔は不服というか、
納得出来ていない内心が出ていましたね。

ところが、脚本に三木聡さんとなり、
これが実にいい脚本でした。
他の分野の創作でもありがちなことですが、
時間をかければいいものが出来上がるのか、
というと、そうとは限らないんですねえ。
短いドラマの中に輝きを見ました。


さて、1日目を見ていて一番驚いたのが、
なんといっても明石家さんまさんが登場したことです。
全然知りませんでしたから。
スタッフの方でも知っている人のほうが
少なかったとか。
どうやら、前出の"Tプロデューサー"が、
日本テレビの仕事としてオファー。
翌日の日本テレビからの放送の時によりも、
この日のほうが面白いでしょ、と口説いた模様です。
さんまさんも、

こういうお祭り事には、ぜひ参加させて欲しい

と快諾されたとのこと。

NHK×日テレ 60番勝負 ~NHKに明石家さんまさんがご出演 NHKでの昔話などなど~

NHKの番組出演は28年ぶりなんだそうです。
昔あった「クイズ面白ゼミナール」で、
講義中に欠伸していたさんまさんの姿が(録画番組なのに)電波に乗り
新聞に叩かれ抗議が殺到し、
以後、出ておられないそうです。
ただし、中村勘三郎さんの大河ドラマの時に、
友情出演として撮ったとは伺っていたんですが、
これもお蔵入りとなっています。

「元禄繚乱」でのこと。
忠臣蔵を題材にしたこのドラマで、
勘三郎(当時勘九郎)さんは大石内蔵助、
妻のりくは大竹しのぶさんでした。
さんまさんは旅籠の主の役で大石に向かって、

あんたとこの嫁はんは、ええ嫁はんやなあ

と主が誉めつつ、

それに比べて、うちの前の嫁はんはねえ…-

と延々悪口を言い、

それに比べてあんたとこの嫁はんは、ええ嫁はんや

とまた誉めたところで、
大竹さんのアップになるというシーンだったようです。
もちろん、さんまさんの前妻が大竹さんであるために、
こういう遊びのシーンにしたんですけれど、
なぜか局から、さんまさんと大竹さんが

どうしても夫婦に見えてしまう

と説明されて、カットになったようです。
ものすごい贅沢な遊びで、
お二人が夫婦だったからこそ成立するものなんですが。

「連想ゲーム」でのお話もされていましたね。
さんまさんが正解の後、

NHK×日テレ 60番勝負 ~NHKに明石家さんまさんがご出演 NHKでの昔話などなど~

対戦相手の女優さんチームに向かって、
こんなポーズで

ここが違いまんねん

と笑いを取ったところ、

なんていう生意気な奴だ

とかいう抗議が寄せられたとか。
いずれもそういう時代だったということなんですが。

という感じで、NHKとのことについて
話されていたさんまさんは、

俺、こんだけ頑張ってきて、
紅白の司会、一回もないねんぞ!


と。
どうせ、オファーが来たら来たで、
断るんでしょうけれど。
昔、さんまさんが司会だと
トリの北島三郎さんの歌が間に合わない
と言われたそうで(事実かどうか怪しいものですが)、

俺だって、音出しゃ、黙るっちゅうねん!

と、生放送だって今までやってきたとアピール。
ここで中居正広さんらが、

本当に出たいんですか?

と問いますと、

今はこの話、やめとこ

と逃げ始めました。

やりたいんですよね?

と繰り返しの問いには、

NHK×日テレ 60番勝負 ~NHKに明石家さんまさんがご出演 NHKでの昔話などなど~

何を言うてんねん、お前は

と、また逃げていました。

あとは朝ドラの「澪つくし」で、
あまりにも拘束時間が長い、
ギャラは安いで、早く殺して欲しいと、
脚本のジェームス三木さんに頼んでおられたお話も。
そして、殺してくれないので、
アドリブで醤油樽に転落して見せて、
それで死んだことにしてくれたらと期待したとかなんとか。

「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出て欲しい、
なんて話も出ていました。
ただ、さんまさんはその種のドキュメントや、
出版のの類も全て断って来られた方ですから、
紅白以上にお受けにならないのでしょう。

このNHKの生放送に出てみると、
周囲がNHKのこの番組に出てみては、
という話が続いていて、

俺は、今日、ここに出るだけ!

と、その話が決まりそうな雰囲気を消そうとされていました。

NHKに出ると過去に
あまりいい目にあってこられていないさんまさんは、

ジュニアも民放と遣り方、変えてるやろ?

と千原ジュニアさんに質問。

いや、でも最近はNHKさんも
門が広くなったというか


と、時代は変化していると説明。

そういえば、ジュニアさんとの絡みでは、
レギュラーで「ケータイ大喜利」をされいることで、

え、ジュニアお前、やってんの?

と今更のように驚かれ、

板尾があれやろ、そのケータイ大喜利で、
「ポカリスエット」って品名言うて怒られよったんやろ?


と、明らかに事故ではなく、
故意に商品名をさんまさんが仰っていましたね。

なお、この日はこのようなTシャツでのご出演。

NHK×日テレ 60番勝負 ~NHKに明石家さんまさんがご出演 NHKでの昔話などなど~

前日に作られたそうです。


ねてしてタペ


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