朝のニュースで知りました。
休演されていたとは伺っていたんですが、
中村勘三郎さんといい、
歌舞伎界の大きな方がこの世を去ってしまいました。
お父さんで先代の十一代目を
早くに亡くされていたと思っていましたら、
十二代目が19歳の時なんですね。
市川宗家、團十郎の名跡を継がれる宿命を背負われ、
誰からも"團十郎"として認めてもらうための精進は、
先代を既に失った中での稽古はどのようなものだったでしょうか。
成田山新勝寺の豆まきに、
海老蔵さんもいらっしゃっていて、
この時は團十郎さんのことを願いつつ、
豆を蒔かれていたそうです。
海老蔵さんの生まれながらの宿命、
背負うことになっているものを唯一理解出来るのは、
團十郎さんだけなんですよね。
せめて、あと十年、なんて思ってしまいます。
もしも、先代市川團十郎、
そして亡くならなられた十二代市川團十郎に興味を持たれましたら、
この本をおすすめします。
名前は変えてありますが、
大筋は実話だとされています。
私はこれを見ます。
そういえば、4月に「暫」「外郎売」が出るみたいです。
特に「暫」は見なければいけませんね。