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ザ・プレミアム 超常現象 第1集 さまよえる魂の行方 ~心霊現象~ その3 -体外離脱体験-

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http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-11752339577.html

http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-11753055624.html

こちらから続いております。


私たちの脳は心臓が止まっても
即時停止するものではないことがわかりました。
しかも、心停止直前よりも活発に活動しているようです。
脳は必死に生き続けるために奮闘しているのかもしれません。

それが臨死体験とどんな関係があるのでしょうか?

戦闘機などのパイロットは、
時に地上の重力の十倍、10Gもの重力を
身体に受けることがあります。
そのために遠心力を利用した
ここにあるようなトレーニングを受けています。



異常なGがかかり、血液が下半身に集まり、
脳は虚血状態に近くなると、
多くのパイロットは意識を失い、

Gロック

と呼ばれる低酸素状態に陥ります。



心停止により脳に酸素が供給されなくなった時と
同じような状態になる訳ですが、

航空科学のティモシー・セスタックは
千例近くものGロック体験例の聞き取り調査をしてきました。
その結果、Gロックになると、
ある不思議な光景を見ることがわかったんです。

意識を喪失する時、まず失われるのは視界です。
ブラックアウトをして、
トンネルのようなものが見えると言います。
トンネルの先には白い光というか、
それに似たようなものが見えます。
穏やかで、静かで、
大きな幸せを感じるといいます。
とても心を打たれるような印象的なものなのです。


低酸素状態となった脳が起こす現象、
それが臨死体験ではないでしょうか?

ミシガン大学のジモ・ボルジギン博士は

臨死体験は脳がもたらすものです。
実際に何かが見えているのでしょう。
昏睡状態でも視覚の認識は働いています。
だから、過去の思い出や
彼らの人生に実在した人たちが見えるのです。
死後の世界など存在しないでしょう


と話します。

しかし、この説明では理解出来ない現象もあります。
18年前の大阪、ある男性は、
過労で倒れ、意識を失いました。

すっと脱けてしまったというか…
意識がとんでしまったというか…
その瞬間、自分が自分を見ていたという状況に
遭遇したんです。
倒れている自分がいて、横になって
斜めに口を開けて、泡を吹いているんですよ。
半分白眼をむいてですね。
斜め上からじーっと、ぼーっと
距離にして、どうでしょうね。
5~6mくらい上から見ているんですね


いわゆる「体脱体験」です。
「体外離脱体験」とも言われるこの現象は
概ね、意識を失っている自分自身を
その上から客観的に見下ろしている映像を
見ることになります。
また、こんな例もあります。

20年前、アメリカ人男性医師が一人で外に出たところ、
頭部を雷が直撃、その時、

いきなり自分の意識が
体から脱け出る感じがしたのです。
そして、しばらくその場に立ち尽くした後、
家への階段を登り始めました


これは彼の"意識"の話。
彼の"意識"はこの後、室内の妻の姿を見ています。

妻は何人かの子供に囲まれて座っていました。
たぶん3~4人でしょう。
妻は前屈みになって1人の子供に何かをしていました


彼の妻はその時、たしかに子供の顔に
ペインティングをしていたと証言しています。
それは夫が外で倒れていた時に間違いない、とも。

スイス連邦工科大学では、
体脱体験の再現を試みています。



被験者は台の上に仰向けに寝ますが、
頭にはゴーグルを装着します。
そのゴーグルには2m離れている背中の映像が映し出されていて、
背中では2つの赤い点が上下に動いています。
そして、台の下には
ゴーグルの中の赤い点に同期したロボットアームが。
被験者は現実に背中をロボットアームから刺激を受けつつ、
それと同じ動きをする
背中の映像を見せられていることになります。
この状態を続けていると、
やがて被験者はゴーグルの中の背中を
自分の背中だと認識するようになりました。
そして、自分の体が、
自分の下にあるような感覚になったと。
体脱体験と似たような状態です。

実験を行った認知神経科学のオーラフ・ブランケ博士は
体脱体験を脳の錯覚だと考えています。

体脱体験は間違いなく、
脳のデータ処理のミスから起こっています。
例えば、ここに座っている私の脳の中では
左足、右足、腕はどこにあるか、
頭の向きはどちらか、
脳では情報の確認が自動的に行われています。
いわば我々のGPSが作動しているのです。
しかし、エラーが起きると
全く別の場所に自分の存在を感じたり、
体が2ヵ所同時に存在しているように
感じたりしてしまうのです


体が浮き上がり、
自分自身の体を見下ろすような感覚は、
脳の錯覚によって起こりうることがわかりました。
しかし、なぜ、死の間際に、
その錯覚が起きるのか、
また、離れた場所を浮遊するという体験は
どう説明されるべきでしょうか?
臨死体験にはまだ多くの謎が残されています。


体脱体験は魂の存在を感じさせる現象でした。
そして、「生まれ変わり」も魂に関わるもの。
別の誰かとして
生まれ変わるということはあり得るのでしょうか?

アメリカ・ワシントン郊外に住む9歳の少女、
サマンサ・ビダスちゃんの母親・ジェニーさんはこう話します。
それは娘が3歳半の時のこと。

一家で出かけたパーティから
帰ろうとしていたときのことです。
夜8時か9時くらいでサマンサはもう眠そうでした。
チャイルドシートに彼女を乗せ、
夫が荷物を積み込んでいたとき
突然、サマンサが叫びだしたんです。
「パパが死んだ!」って


それは彼女の前世での父親の死についての記憶でした。
それだけではなく、
前世の自分が死んだ時の記憶も話したそうです。

私が死んだとき大きな光に包まれたのよ




…長引いております。
まだ、続きます。



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