発熱はウイルスの仕業ではなくて

手洗いが甘かったのか、風邪を引きました。
インフルエンザではないことを願いますが、
病院が休みなので確認しようがありません。

発熱があったりしますと、
毎度、思い出すのがニホンミツバチのこと。



以前にも似たようなことをお書きした気もしますが、
超高度に進化した社会性を持つミツバチは、
巣全体で1つの生命体であるかのように見えることがあります。

オオスズメバチやキイロスズメバチなどを、
ニホンミツバチは集団で包み込み、
蛋白質の限界温度の違いを利用して、
スズメバチを殺してしまいます。

巣が1つの生命体とするなら、
これは免疫システムに似たシステムなのでしょう。

風邪やインフルエンザなどでの発熱も、
免疫の反応なんですよね。
ウイルスなどの増殖を阻害するために、
体温を上げ、また体温を上げることで、
免疫そのものが活性化されるということですね。
高熱で脳にダメージが懸念される場合などを除き、
無闇に解熱剤を用いるべきではないというのは、
そういう理由なんですね。

…ということで、寝ます。