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ダーウィンが来た! 「人気者カクレクマノミの意外な素顔」 その1 -動画を少し-

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この映画もあって、子供たちに大人気、
そして、ダイバーたちにも大人気、
日本の水族館で、最も多く飼育されているのが、
カクレクマノミなんだとか。

こんなにも青い海。



今回は沖縄県の慶良間諸島のカクレクマノミが主人公。



通称は当然「ニモ」。
ただし、映画の舞台であるグレートバリアリーフに
カクレクマノミは生息していませんので、
グレートバリアリーフにいるのは、
クラウン・アネモネフィッシュとのこと。
ただ、ディズニーはカクレクマノミとしているようですが。





ちなみに、上がカクレクマノミ、
下がクラウン・アネモネフィッシュです。
とてもよく似ていますね。







カクレクマノミは浅い海に住んでいます。
その名前のとおり、
イソギンチャクの中に隠れ住んでいます。
時々、イソギンチャクから出て来るのは、
主に流れてくるプランクトンを食べるため。
用が済むと、すぐに戻ります。
彼らがここを住処としているのは、
天敵から身を守るためで、
多くの魚たちは、イソギンチャクの触手を恐れます。
触手に触れられれば、
イソギンチャクに食べられてしまうからです。
イソギンチャクの触手は粘液に覆われていて、
カクレクマノミはその粘液に似た物質を身にまとうことで、
イソギンチャクに襲われないと考えられています。
カクレクマノミは
イソギンチャクの中の砂などを掃除してくれますので、
お互いに利益を得ている共生関係を築いています。



時々、なぜかイソギンチャクが丸まってしまい、



住めるスペースが狭くなってしまいますが、
それでも、カクレクマノミには
欠かせないマイホームなのでした。

そんな離れられないマイホームに、
ミツボシクロスズメダイの群れがやってきました。



普段はサンゴなどに暮らしていますが、
なぜかここに居着こうとしています。
どちらも食べ物はプランクトン。
こんなところに住み着かれては、
カクレクマノミは食べられなくなってしまいます。
カクレクマノミは懸命に追い出そうとしますが、
数には勝てません。



そんな時に現れたのがニセフウライチョウチョウウオ。
このチョウチョウウオはイソギンチャクの数少ない天敵で、
尖った口で、イソギンチャクを食べてしまいます。



マイホームを失うわけにはいかないカクレクマノミは、
巨大な相手に体を張って立ち向かいます。



そこへさらに魚を食べるシロブチハタが。
カクレクマノミの命が危険です。
すると、スズメダイがチョウチョウウオを攻撃、
カクレクマノミと一緒に、
ハタともども追い出してしまいました。



…明晩はカクレクマノミの子育てのお話の予定です。











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