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1989年6月4日から25年。天安門事件 -六四-

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南シナ海で中国とベトナム、
中国とフィリピンの間で緊迫しております。
ベトナムでは中国企業などに対するデモが発生、
暴徒化した反中デモはついに、
多数の死者が出てしまいました。

ウイグルでは、次から次へと
ウイグル人が死刑判決を出されていて、
我々は中国共産党の行いこそが
元凶であることを認識しないといけません。
そもそも、中華人民共和国領新疆ウイグル自治区とされている地域は、
東トルキスタンであり、中国の領土ではなく、
チベット自治区も同様で、
自治区とは中国共産党の都合でそう呼んでいるだけで、
要するに、占領下にあるということです。

現在、次々と天安門事件の研究者、弁護士が
拘束されています。
六四天安門事件の中国共産党による大虐殺から四半世紀。
今年、何かが起こるのではないかと
中国共産党は必死にその可能性を潰そうとしています。
それと、南シナ海での出来事が
無関係であろうはずはありません。
過去の対日賠償を中国政府が認めたのも関係があることでしょう。

今年のその日、何かが起こるのか起こらないのか、
起こるなら何が起こるのかはわかりませんが、
私たちは、その日までの中国政府の行いを
注視しなければなりません。
日本にも関わりがある事柄です。
日本に対して、また強い態度に出て来る可能性もあります。
あるいは、懐柔策に出る可能性もありますので、
冷静な見極めが必要となります。

石平先生の14日のTweetです。

フィリピンの中国漁民拿捕から一週間経ったが中国側の反応は意外に鈍い。外務省報道官レベルで抗議しただけで何の対抗措置も取れていない。日本の中国人船長逮捕の時とは全然違う。やはりベトナムとも衝突している中で中国は両面作戦を避けたいだろうが、皆は一斉立ち上がればヤクザも怖くないのだ。
https://twitter.com/liyonyon/status/466339111293706241

以前から何度もお書きしているように、
中国と対するには、彼らに害を受けている各国との連携が必要で、
領土、領海、領空の侵犯では、
我々は東シナ海で迷惑を被っていますが、
同様か我々以上の被害を、
ベトナムやフィリピンは南シナ海で受けている訳で、
ここと連携しない理由はありません。
ベトナムとフィリピンは、
我が国が尖閣周辺海域を侵された時とは違う対応を見せました。
見習わねばなりません。
経済的には、ベトナムなどで反中意識が継続することを見越すならば、
そこにビジネスチャンスが生まれることでしょう。

日本のマスコミは、
時に中国共産党の見解に沿った内容の報道をすることがあります。
その点も、私たちは認識しておくべきであろうかと思います。



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