今の時代はCDが売れないということで、
レコード会社などは特典で私たちの気を惹こうとしています。
事件は別にして、握手券商法には根強い批判もありますし、
投票券商法ぐらいになりますと、
大量の「処分」すべき大量のCDが出て来る訳ですから、
歪なビジネススタイルであるという印象が強いです。
そういえば、EXILEもエグくなりましたね。
私は彼らの上昇志向が好きでしたけれど、
17形態のシングルを発売した時には
私もさすがに引きました。
抱き合わせでも目に余るものもありますし。
そんな中、ゴールデンボンバーが
一切の特典が付属しないシングルを発売します。
本来は特筆すべきことではなく、
元々、私たちはは楽曲乃至アーティストの名前で
CDを買ってきたのですから、
至極当然のスタイルだともいえます。
ジャケットもいいですね。
画像がないのではなくて、
これがジャケ写だそうで、
曲以外、何もないことの象徴として、
この真っ白なものにしたのでしょう。
歌詞もつけないことも考えられていたようですが、
さすがにそれは駄目だろうということと、
歌詞も楽曲の一部なので、
中には歌詞が印刷されている模様です。
ローラの傷だらけ|ゴールデンボンバー 鬼龍院翔オフィシャルブログ「キリショー☆ブログ」
http://ameblo.jp/kiryu-in/entry-11890367299.html
この中で、私が上の述べてきたような
批判めいたことをしたい訳ではないと
断り書きされてもいます。
CDというものの価値が以前と全然違うものになっている
現状の周知と、このCDのPRを大々的に行うことで、
CDとは、音楽とはを考えるきっかけになる
ことを期待されている模様です。
前作「101回目の呪い」の初週15.8万枚の売上、
対して今作は初回プレスが3万枚だけなんだそうです。
事務所や流通による計算なんだそうですが、
これが特典をつけないCDで予想される数ということなのでしょう。
こういう試みには賛辞を贈りたいです。
これは買わないといけませんね。
早々に追加プレスが決定されるものと思っています。
ところで、今日届いたアルバムが素晴らしいです。
単純に凄いです。
w-inds.については、
橘慶太さんが松浦亜弥さんと結婚されたという事以外ご存じない、
あるいはw-inds.から目を切っていた方々には
驚きももたらしてくれるはずです。
私はDVD付きを買いました。
これは持っておきたいCD+DVDだと思います。
なぜかAmazonではDVDとのセットのほうが安いんですね。
元値は当然、800円ほど高く設定されているんですが。
ともあれ、掛け値なしにおすすめできるアルバムです。
こういうものが売れて欲しいとも思います。