昨夜は地上波で"ジェヴォーダンの獣"が扱われましたけれど、
それはさておき、先月2回に分けて放送された
UFO映像を徹底分析
から1つずつご紹介したいと思います。
1997年11月8日 カリフォルニア
オリジナルではないと思いますが、
おそらく、番組で扱われたのはこの動画ですね。
今後も見つけられるかは不安ですが…
先端部をよく見てみますと、
何やら、光のような点が前方へと飛び出しているように見えます。
この動画が撮影されたのは、
カリフォルニアのサンタ・イネス。
この西にあるのがヴァンデンバーグ空軍基地で、
ちょうど、この日、ロケットが打ち上げられていました。
Delta II/Iridium launch, November 8, 1997
http://www.air-and-space.com/19971108%20Delta%20II.htm
(↑アクセスすると爆発音が鳴ります)
このサイトにはロケットの打ち上げ情報が集められていますね。
この日、打ち上げられたロケットに関係があるとすれば、
なぜ、このように白く光っているのでしょうか。
これが撮影されのは日没直後。
私たちも日没直後の雲が、
沈んだ太陽に照らされて目立つことはよく知っています。
ロケットの煙は水蒸気、
それがが凍ったもので上空で輝きます。
サンタ・イネスから60km離れたヴァンデンバーグ空軍基地から
打ち上げられたロケットは、高度780kmの周回軌道に向けて、
水平飛行へと移行、ロケットは地球の丸みに沿って遠くへと向かい、
遠距離であるため、距離感を喪失した観察者から見れば、
斜めに下がっていくように見えるでしょう。
そして、噴射装置を切り離したため、
水蒸気が途切れ、
何かが飛び出したように見えた可能性があります。
打ち上げられ周回軌道に向かうロケットが、
どのように見えるのかを私たちは知りません。
それは時に、このような不思議な見え方をすることもある、
そういうお話でした。
空の何かわからない物体が写っている映像があった場合、
それを地球外からやってきた断定する根拠は何でしょうか。
それよりも、マシな説明はないものか、
まずはそれを探すべきです。
この企画、不定期で続けてみたいと思います。
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幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー UFO映像(1)
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