自称「イスラム国」、ISIL(ISIS/IS)による後藤健二氏拘束事件は、
全く動きを見せなくなってしまいました。
この状況に、私たちは慣れはじめています。
既にメディアのこの問題に対する扱いには変化が見られますが、
その変化は、「ISILの宣伝」に対する反省からではないでしょう。
事態が動かない限り、私たちはこの状況に慣れていくと思います。
しかし、慣れてはいけません。
これが非常事態であり、異常な状況であることを忘れてはならないでしょう。
現在、目的達成のためなら、
手段を選ばない武力組織が世界にたくさん存在しています。
従来、それら組織の影響力は地球規模にはなりえませんでしたが、
現在は違います。
この状況にも、私たちは仕方ないと思い始めているのかもしれません。
日々続く、国家などによる民間人殺害を含めて、
私たちはこのような国際情勢に慣れるべきではないでしょう。
これが当たり前だと思わないようにしなければ。
現在のISILによる拘束事件では、
なぜ、日本は殺されるまでに湯川遥菜氏を救出出来なかったのか、
今も後藤健二氏を救出出来ないのかを考えなくてはなりません。
今後、理窟の通じない輩から日本国民を守るために
必要なことをしていかねばなりません。
マスコミの慣れも心配です。
ヨルダンで取材中のフジテレビ関係者の日本人コーディネーターが
交通事故死しました。残念な事故ですが、
日本大使館はその対応にも当たらねばなりません。
ヨルダンやトルコに日本のマスコミが集まれば、
その安全の窓口は両国の日本大使館になります。
この事件について取材するなとはいいませんが、
現在の在ヨルダン日本大使館は、
後藤氏救出のための現地対策本部が設置されています。
出来る限り、他の問題を持ち込まないでいただきたいです。
既にTwitter上では、日本人記者を拉致せよなどという
怪しげなTweetが見られます。
ISILはメディアでの報道にも宣伝効果としての価値を見ています。
もしも、日本のメディアの取材が、
後藤氏救出の助けにならず、妨げになるのであれば
撤退すべきかもしれません。
最後に、腹に据えかねる福島瑞穂について。
彼女は湯川遥菜氏が殺害されたかもしれない時に、
首相官邸前で、
官邸前で、歌とダンスで、戦争反対。沖縄の歌もでて、楽しく戦争反対。
https://twitter.com/mizuhofukushima/status/559673625704271872
(画像もありますが、胸糞悪いので貼りません。リンク先でご覧下さい)
と酒呑んで大騒ぎ。
デモの類いは公権力に対し影響力を発揮する機会を持たない人間が行うものです。
彼女は参議院議員です。
もしも、現在、彼女が国会で影響力を発揮できないというのであれば、
ただちに議員辞職すべきです。
これまでも弁護士として、政治家として、
嘘八百で散々、日本に迷惑をかけてきたこの女が、
なぜ議員でいられるのかが不思議です。
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慣れてはいけない。慣れるべきではない。
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