スマイレージ改め
アンジュルムとしての初めてのシングルが2月4日に発売されます。
ライブ映像が先に出ていた「大器晩成」。
スマイレージには見られなかった曲ですね。
元気さと楽しそうなメンバーが印象的なビデオだと思います。
3人×3組、5人と4人のように分かれて、
ボーカルとダンスというのも、人数が増えたからこそなのでしょう。
ボーカルのほうはソロがあるのは、
和田彩花さんと室田瑞希さんぐらいで、
あとは9人または3人ずつといったところでしょうか。
25m28~
ダンスのほうは3組、2組ののダンスセッションのように見える部分もあり、
今までのスマイレージでは、
キレの部分はあまり追及してこなかったように思っていたんですが、
今作のキレ具合はその能力の高さを楽しむことが出来ます。
「乙女の逆襲」はなかなかの意欲作ではないでしょうか。
ミュージカル風なのかと見始めましたら、
どこかオペラの雰囲気もあるんですね。
舞台のお芝居の感じでしょうか。
相川茉穂さんのバレエダンスもありますし。
私にとって「大器晩成」で物足りない部分があるとすれば、
それは歌詞で、音楽的に歌詞を吹飛ばすぐらい楽しいので、
それはそれでいいんですけれど、
「乙女の逆襲」のほうは児玉雨子さんが作詞なんですね。
彼女はハロー周辺の歌詞もたくさん書かれていますけれど、
今の音楽には"作詞家さん"の歌詞が足りないと考えている私は、
こういう方の作品が増えればと思います。
音楽としては、こちらもいい楽曲だと思います。
おそらく、年単位の長期で見れば、
こちらのほうをよく聞くことになろうかと思います。
アイドルソングにないホラーなメロディとアレンジ、
そしてボーカルを楽しむならこちらのほうですね。
細かく聞いてみますと、メンバーの技術を感じることも出来ますし、
それぞれの成長も感じることが出来ます。
「大器晩成」では幕を垂らしただけの残念なセットでしたが、
そのぶん、こちらのミュージックビデオで少し凝った内容となっています。
音楽のほうに話を戻しますと、
作曲はTOKYO NO.1 SOUL SETの川辺ヒロシさんなんですね。
正直なところ、私はヒップホップは聞けないんですが、
これまた、すごいところへ発注したものです。
加藤紀子さんの旦那さんということで、
その線だと思うんですが、素晴らしい作品となりました。
あと、作曲者欄には上田禎さんというお名前があり、
共作ということなんでしょうけれど、
失礼ながら存じ上げなかったので、検索してみましたら、
劇伴の作曲をたくさんされていますね。
こういう楽曲に仕上がったことに、
それは関係しているのでしょうか?
この2曲、アンジュルムの名刺代わりのシングル。
内容充分、発売と生パフォーマンスが楽しみです。
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