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母の日に寄せて 中島みゆきさんの「誕生」を合唱で ~子スズメ騒動~

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母の日とは関係ありそうでなさそうな曲ではあるんですが、
昨日、頭の中で流れたものですから。

夕方、郵便受けの中身を取り出し、玄関に戻ろうとすると、
スズメが落ちていました。
まだクチバシに黄色が見えるので、
雛かそれに近い若鳥なのでしょう。
脚を見ると、右足の指が4本とも後ろを向いています。
身体に問題がない限り、野鳥は保護すべきではないのでしょうけれど…
私が近寄ると、逃げるんですが、10cmも飛べません。
地面を蹴れないように思いました。
とりあえず保護しつつ、考えることにして、
間に合わせのカゴに雛と割った米粒と水を入れて、
ベランダに置きました。

しばらくして、外から普段とは違うスズメの声が聞こえます。
親のようです。我が子がいなくなったので、探していたら、
雛のほうが反応したのでしょう。
ベランダの軒下まで親らしきスズメはやってきました。

これもどうしたものかと。
十数年前に、似た状況でジュウシマツを保護していて、
その時はおそらく飼い鳥だったのであろうというここともあり、
人間が接触することに問題はなく、
それから一緒に暮らしたんですけれど、
スズメの場合はどうしたものでしょうか。
親に返すといっても、それで飛び立てるようになる訳ではなく。
これまたとりあえず、蓋を開けておいて、
ベランダに放置しておきました。
間もなく、大きなスズメの声がして、
あえてベランダには出ないようにしていたところ、
子スズメはいなくなってしまいました。
それ以来、親スズメも来ません。
どこへ行ったのでしょうか?

どうやってカゴの壁を乗り越えたのか?
乗り越えたとしてどうやってベランダから出て行ったのか?
後のほうの疑問については、もしかすると、
地面を蹴れなくても、ベランダからの落下の課程で、
飛ぶことは可能かも、とか考えたんですけれど。
だとしても、カゴから出られた理由がわかりませんね。
ただ、カゴの中にいたのが1時間余りのわりには、
糞がたくさんありました。
それで体重が軽くなったとか?
真実を突き止めるほうほうはありませんが、
親鳥の声が雛の力になったのであろうとは思います。
地面を蹴ることが出来るようになればいいんですけれど。
そんなことを考えていたら、
この曲が頭の中に流れてきました。
親鳥が母なのか父なのか、
あるいは両方なのかもわかりませんけれど。



ひとりでも私は生きられるけど
でもだれかとならば人生ははるかに違う
強気で強気で生きてる人ほど
些細な寂しさでつまずくものよ

呼んでも呼んでもとどかぬ恋でも
むなしい恋なんて ある筈がないと言ってよ
待っても待っても戻らぬ恋でも
無駄な月日なんてないと言ってよ

めぐり来る季節をかぞえながら
めぐり逢う命をかぞえながら
畏れながら憎みながら いつか愛を知ってゆく
泣きながら生まれる子供のように
もいちど生きるため泣いて来たのね

Remember 生まれた時だれでも言われた筈
耳をすまして思い出して最初に聞いた Welcome
Remember 生まれたこと
Remember 出逢ったこと
Remember 一緒に生きてたこと
そして覚えていること

ふりかえるひまもなく時は流れて
帰りたい場所がまたひとつずつ消えてゆく
すがりたいだれかを失うたびに
だれかを守りたい私になるの

わかれゆく季節をかぞえながら
わかれゆく命をかぞえながら
祈りながら嘆きながら とうに愛を知っている
忘れない言葉はだれでもひとつ
たとえサヨナラでも愛してる意味

Remember 生まれた時だれでも言われた筈
耳をすまして思い出して最初に聞いた Welcome

Remember けれどもしも思い出せないなら
わたし いつでもあなたに言う生まれてくれて
Welcome

Remember 生まれたこと
Remember 出逢ったこと
Remember 一緒に生きてたこと
そして覚えていること





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