残念ですね～。
たかじんさんの最後の冠番組が、というのは、
きっとご本人も気にされないと思いますけれど、
ここでしか聞けない話がたくさんありましたので、
今後、他ではタブーの話が伺えなくなるのが勿体ないです。
やはり、テレビ大阪はどうしても視聴率は低くなりがちですし、
とはいえ、クレームなどで番組の存続の危機もあったのでしょうけれど、
だからこそ、他局、他番組より縛りが少なめだったのかとも思います。
「委員会」のほうが続いているのは、
何はともあれ、視聴率がいいからだったりしますし。
たとえば、この番組の一つの楽しみであった
「大阪の八代英輝」弁護士の発言。
先週は法曹界のお話で、八代先生もご専門である訳ですが、
「弁護士はぶっちゃけ儲かる」という話題の中で、
ここ数年ずっと「負債の過払い金返還請求」が流され続けている、
の法律事務所のテレビCMについて彼は、
まずうちは過払い金(返還請求)はやらないですから
として、これらのテレビCMの法律事務所を
僕は、あれで儲けている事務所っていうのは…
胡散臭いなぁって思って見てます
と発言。これなんか、絶対「ひるおび」では言えませんよね。
テレビ大阪にしても、
スポンサーからクレームが来たりしないものでしょうか？
本来、弁護士の仕事って
CM打てるような収入なんか上がる訳ないんですよ
だって会社と違って弁護士って
自分で仕事しないといけないんです
手足として何人も雇えるわけではないんで
というご説明でしたけれど、
東京では言えないこういう言葉がこの番組を象徴していると思います。
今日も青山繁晴さんが
「福島第一原発の事故原因は原子炉が米GEの欠陥のため」と発言。
この型の原子炉が米でも地震の多い西海岸には設置できず、
東海岸のみに置かれていることを指摘していました。
ネット上はともかく、テレビではなかなか言えないことです。
司会者側からは「このまま放送されるのか」という声もありましたが、
しっかりと見せていただきました。
ここからエネルギー政策に話が進み、
あの事故以後、放射線障害で亡くなった人はいないが、
石炭火力では世界で大勢の人が命を落としている、と。
だから、事故を起こしてもいい訳ではありませんが。
コスト面と発電能力を考えれば、
石炭火力か原子力という選択肢になるんですが、
石炭火力では大気が汚染されます。
小泉純一郎などは原子力発電について「トイレがない」と攻撃していて、
しかし、火力発電にもそれはありません。
あるとすれば、空です。
大気中に廃棄物である二酸化炭素などを捨てている訳です。
日本の石炭火力の技術は、世界でトップクラスですので、
世界のそれと同じには語れないんですが、
それでも、トイレが大気中であることには違いありません。
日本製の原子炉と
敗戦国として押しつけられた
米の欠陥原子炉と同列に語るなという話であります。
堀江貴文さんは、本当は古い原子炉はどんどん廃炉にして、
新しい原子炉に更新していったほうがいいと発言。
そのほうが安全なのは間違いありません。
それを阻んでいるのが、反原発団体である訳です。
「オスプレイ反対！」に似ていますよね。
この日の番組からは離れますが、
老朽化しているCH-46などの役割を
今後はMV-22(オスプレイ)に担わせるということなんですけれど、
ずっとCH-46を使い続けることと、
MV-22を導入することと、どちらがより安全か、
また、MV-22の積載量は3倍以上、
そのぶん離着陸の回数を減らして運用が出来ることになります。
騒音はMV-22のほうが小さいという報道もありますが、
仮に同じだとしても、回数が少なくなれば、
当然、騒音も軽減されるはずです。
結局、「オスプレイ反対！」と叫んでいる人たちのために、
老朽化しているCH-46などが運用され続けることになり、
騒音問題も軽減されないわけです。
世の中には真実でも、テレビでは出来ない話がたくさんあり、
それをこの番組には「委員会」以上に期待していました。
もちろん、この番組で出た話全てが真実だという訳ではなく、
中には"トンデモ"っぽい話もありましけれど。
あとはレギュラー1回、ゴールデン特番1回のみとなりました。
足掛け5年、テレビ大阪からのメールマガジンには
一旦みなさんに別れを告げる事になりました。
の一行があります。
特番ではあるかもしれませんね。
レギュラー復活も期待しておきましょう。
ともあれ、最終日の来週27日、レギュラーが13時から、
そして最終回SPが19時からの2時間となっていて、
特に最後までこの番組を守り続けてきた眞鍋かをりさん、
黒田有さん、八代英輝さんを見守りたいと思います。
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「たかじんNOマネーBLACK」 レギュラー1回、ゴールデン特番1回を残すのみ
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