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安全保障関連法案衆院可決についての諸外国の反応

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参院に送付された安全保障関連法案ですが、
相変わらず、ほとんどの野党からは
「この日本の安全保障をどうするか」という根本的な話が一切出てきません。
要するに、国民にアピールする気はないんですね。
そして、国民にアピールするだけの考えもないのでしょう。

特別委員会で採決されてから、諸外国の反応を見ていますと、
ほぼ日本の安全保障に関する考え方の変化に対し、
理解を示しているか、歓迎しているようです。
例外は中国と韓国だけ。
この法整備の必要性が迫られたのはほぼ中国の軍事的脅威からで、
反対するのは自国にとって不利益だから。
つまり、中国が日本に手を出しづらくなったということでしょうか。
韓国については、日本は悪という価値観しか存在していませんので、
このような反応になります。
よって、気に留める必要はありません。
韓国の場合、半島有事の際には三角同盟の関係上、
どうせ、自衛隊を頼ってくるのでしょうし。
そして、いつぞやの銃弾貸与の時のように、
依頼を受けて善意で行ったことでも、
非難してくるのでしょう。

あとはマスコミですね。
中韓は上に同じですので省略しますが、
私が見た中で、一番大きく取り上げていたのは英国BBCでした。
国会議事堂前の反対運動の様子を取り上げ、
これは安保法制の変更の問題というよりも、
憲法の問題であろうという表現がされていました。
あとは…、ほとんど大きな報道はないように思います。
普通のことなんですよ。
Twitterなどで、
さも大きく扱われているようなデマを流している連中はいますが、
そのニュースソースは示されません。
いつも日本の左派は海外では、海外ではといってきますけれど、
これが現実です。
当然ですよね。それが国際社会では普通なんですから。
諸外国のメディアから見れば、
さして報道するほどのものでもない変化が日本で起きている訳です。


集団的自衛権が違憲で行使できないとすれば…、ではどうするのか? それを今示せ
http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-12042691472.html

先月24日に現在の日本が選べる選択肢は2つだとお書きしました。
一つは他国との安保条約を結ばず、現行の日米同盟は破棄し、
日本単独で日本の国防を行うこと。
これには現在の十数倍では収まらない防衛費が必要となることでしょう。
国防に直接関わらない人はそのための税金を支払うことで、
この選択肢の先にある日本を守っていくことになります。

もう一つが米などとの同盟関係を用いて、
利益を共有する部分については共同で防衛に当たる。
今回の法整備はこのためのものでした。
どちらを選ぶべきでしょうか?

日本の議論と報道には何のために集団的自衛権を議論するのかの視点が欠落。日本の安全を実現するための選択肢は武装中立か同盟関係の活用かしかない。前者を選び他国と組まなければ集団的自衛権は関係なくなるが、現在レベルの安全の実現には巨額の防衛費が必要。それを国民と考えなければならない。
https://twitter.com/kazuhisa_ogawa/status/621335096579088384

軍事アナリストの小川和久氏のTweetです。

前者の選択肢を選んだのがスイスですね。
同盟に頼らず、自国は自国で守るというスイスの場合、
侵略者にスイスを軍事的に利用されないために、
侵略者の利益となりうるものを全て焼き払う焦土作戦を行うとしています。
これがこの国の覚悟かと思っていたんですが、
どうも実情は違っているのかもしれません。
私もこの事件で驚いたのですが、

スイス空軍「業務時間外につき、ハイジャック機には対応出来ません」
http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-11879614973.html

スイス空軍は午前8時から午後5時まで以外、
緊急発進は出来ないんですね。
それ以外はイタリア空軍とフランス空軍に委託していて、
ソチ五輪当時、
この時の事件でも両空軍がハイジャック機の追跡と監視を行っています。
こんなことになってはいけませんよね。
あくまでも国防の主体は自国の防衛力によらないと。
多額の予算が国防に割かれるのは、
スイス国民には我慢ならないようです。
日本がこの選択肢を選んだ場合、
国民の反応はどうでしょうか?

最後に、東京都小笠原村長と沖縄県石垣市長が
今回の件を歓迎、法整備が必要だとしていることを付け加えておきます。
どちらも、中国からの脅威を現実に感じ、
危機に直面している地域です。
好き嫌いではありません。
どちらかを選ばないといけないのが現実のようです。




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