先日、芥川賞・直木賞の受賞者が発表され、
メディアはピースの又吉さんの受賞で大騒ぎになりました。
こうなると、もう一人の芥川賞の羽田圭介さん、
直木賞の東山彰良さんが気の毒になってしまいます。
まあ、それだけ、元々この賞に興味のない人が多く、
以前からよく知っている又吉さんが受賞したことで、
皆が注目することとなったのでしょう。
今回の受賞で、市立駅前図書館で
北川市長がくす玉を割っている報道がありました。
又吉さんの芥川受賞 故郷、大阪・寝屋川市で記念セレモニー
http://www.sankei.com/west/news/150717/wst1507170100-n1.html
なんでも、市内7つの図書施設の計20冊の「火花」は常に貸し出し中なんだとか。
これから新たに追加購入されるかもしれないとのこと。
まあ、今後、市としましては、
名誉市民だの、成人式に来て欲しいだのと言い出すかもしれません。
寝屋川の星といえば、レッドソックスの上原浩治投手、
大相撲大関の豪栄道関などですが、
彼もそのように認識されるでしょうか。
調べてみますと、彼の出身中学は寝屋川市立第五中学となっていて、
地図で確認しますと、私の住所からは駅を挟んだ向こう側、
直線距離で1kmほどの場所でした。
彼の出身小学校とされている寝屋川市立啓明小学校は、
この中学から北に600mほど。
この期間に又吉家が転居していなければ、
この両方の校区が彼の出身地となります。
市長は「寝屋川市で過ごした18年の生活があり」と話していて、
私は現住所とは異なりますが、
子供の頃もこの街に住んでいますので、
彼も私と同じ、萱島駅を利用していて、
すれ違ったりしていたのかもしれませんね。
この駅が高架化されたのは1977年のこと。
彼もこの特殊な駅をご覧だったのでしょう。
ただ、私自身、これらの文学賞を取ったから、
取りそうだからと読んだ作品にいい思い出はあまりないんですね。
唯一、本屋大賞受賞作は面白いと思う作品が多いです。
今回、又吉さんは我が寝屋川市ご出身だということで、
電子書籍もあることですし、
読んでみようかと思います。
そういえば、最近、今更ながら芥川龍之介を読んでおります。
昔、読んでいたんですが、あまり好きにはなれなかったんですね。
彼の最期についての知識が邪魔していたのでしょうか。
それを払っての読み返しとなっています。
面白いかどうかが大切な私の小説に対する価値観でも、
彼の作品が面白いと思えるようになりました。
心境の変化と経験量で、作品の印象は大きく変わるものです。
そういえば、教科書なんかには彼の作品がよく使用されていましたけれど、
それも一部分でしたよね。
短い話なので、全て紹介すればいいのにと思います。
私が作者なら、一部分だけの掲載は断りたいところです。
テストなんかでも「この時の主人公の気持ちを書け」なんてあったり、
実に嫌ですねえ。そんなものは。
ああいうのが、読書離れの原因の一つではないかと思ったりもします。
彼に限らず、作品の選択でも、
その作家の中で特に面白くないものを選んでいたり。
それはともかく、あとは引き続き資料を、
特に今は"You"たちが見た中世~近代の日本について勉強しています。
意外な日本の姿を知ると同時に、
また、昔の日本人の価値観がわからなくなりつつあります。
それと書き物。全く収入にはなりませんが、
これもまた勉強のために、いろいろな分野の記事を作っております。
いずれも、何かしらの業界向けの文章ですが、
低確率で無記名ながら、
このブログをご覧の方々が、
それらに触れる可能性もゼロではありませんよね。
嘘やデマを書かないよう気をつけつつ、
引き続き、作文のほうも続けてみたいと思います。
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