福田花音さんアンジュルム卒業 11年のアイドル生活を終える

ここのところ、泣いてばかりいまして、
予定を変更して、福田花音さんの卒業コンサートについてお書きします。

明るい卒コンでした。
私が見た中で、一番湿っぽくないステージでした。
関係者席が原因で賑やかだと思ったら、
あれ、鞘師さんが関係者席でずっこけてたからだそうで、
それが笑顔があふれる卒コンの予兆となりました。
考えてみますと、福田花音さんも、
レコード大賞最優秀新人賞発表の瞬間、
席でずっこているんですよね。

当日にはハローの各メンバー、
OGも高橋愛さんや光井愛佳さん、
清水佐紀さん、夏焼雅さん、
徳永千奈美さん、熊井友理奈さんが来られていたみたいです。
スマイレージでは前田憂佳さんもいらっしゃっていて、
小川紗季さんは不明のようです。
ただ、小川さんのお誕生日には
福田さんはTwitterにお名前を書かずに
"親友"として誕生日をお祝いされていますので、
どこかでご覧になっていたのではないでしょうか。

さすがは福田花音

そんなステージでした。
ファンが見たいものを見せてくるあたり、
さすがはご自身がハローのファンである彼女ならではです。
中でも、他のメンバー8人と
それぞれデュエットするという企画。
福田さんがそれぞれに似合う曲をセレクト、
メドレーの形で歌う訳ですが、
これ、8人分で30分近くにもなり、
彼女だけが出ずっぱり、
それぞれに違う演出とダンスが付いているわけですから、
見た目以上にたいへんだと思います。
それを難なくこなすあたりがさすがです。

私が彼女を見ていたのは5年間ですけれど、
ハロプロエッグに加入してからは11年になります。

2分過ぎから9歳の頃。

エッグ時代の印象について先輩方は
「ちっちゃいけど目立つ子」
「何でも出来る子」
というような話をされますけれど、
今でもそうですよね。
グループとして、何か話す場面では、
とりあえず、福田さんに任せておけば何とかなりました。

この日も何でもこなす福田さんで、
途中、ハローのリーダーの矢島舞美さんがサプライズで登場、
お手紙で泣いてしまわれましたが、
直後のソロの持ち歌「わたし」で見事に楽しませてくれました。

他のメンバーの泣き顔もあったものの、
最後まで、楽しい9人のアンジュルムが見られました。
私がアイドルの楽しさに気付かされたのがスマイレージで、
その後、厳しい時期、苦しい時期を乗り越えて、
アンジュルムとなり、
今、また他のアイドルにはない楽しさを与えてくれています。
その楽しさの裏には、見えない努力があり、
福田さんの場合、小川紗季さん卒業後、
劇的に歌唱力が向上しましたので、
並並ならぬ稽古をされたのではないでしょうか。
私にとっても、音楽業界でスマイレージ、
アンジュルム以上の楽しさはまだ見つかりません。

残る8人と新しく加入した上國料萌衣さんに、
アンジュルムの未来が托された訳ですが、
楽しさのために奮闘されることを期待したいです。
そのアンジュルムがFNS歌謡祭にご出演です。
今年のFNS歌謡祭2日に分けて行われるらしく、
今夜と再来週の16日に放送、
アンジュルムは16日のほうでパフォーマンス。
曲は「大器晩成」なのでしょうか。

おそらく、上國料さんは間に合わないと思いますし、
福田さんがいらっしゃらないのが何より残念ですが、
外へ向けて、アンジュルムの魅力を発信していただけたらと思います。

作詞家の道に進まれる福田花音さん。
既に「わたし」が発表されていますが、
チャオベッラチンクエッティへの提供も決まっていて、
こちらは年が明けて27日の発売、
タイトルは「どうしよう、わたし」となっており、
また平仮名の「わたし」なので、
ソロ曲のほうと関係があるのでしょうか。
チャオベッラチンクエッティは元THE ポッシボーで、
彼女たちもハロプロエッグで、
福田さんと一緒に頑張ってこられた仲間たちです。

それと、アップフロントの所属タレントのページで確認しますと、

http://www.up-front-promotion.co.jp/artist/

福田花音さんのお名前がありますので、
タレントとしての活動も期待したいですね。
あのマロテスクな喋りは他の誰にも真似できませんから。

アンジュルム卒業後、

https://twitter.com/kanonfukuda

こちらで個人名でのTwitterを
ごく初期のスマイレージ時代以来"再開"、
体重が2kg減ったとのことで喜んでおられます。
アイドルについてのお考えをお持ちの方ですし、
この武道館でのプロデュース力といい、
今後のアイドルについてもお力を発揮していただければと期待しています。

11年間、お疲れ様でした。