iPod touchのホームボタンが陥没してしまいました。
PCが壊れて買い換えたばかりで、
家電などは立て続けに故障するというジンクスについて考えてしまいました。
PCがいかれてしまっても、
顧客の方々に連絡を取れたのはこのiPod touchがあったればこそで、
私にとってはスマートフォンのようなものですので、
修理しなければなりません。
Appleに修理に出すと、iOSも更新されてしまいますし、
そもそも、別の新品を送り返されてくるなんていう話も聞きますし、
ここは非公式のお店を頼ることにしました。
心斎橋のiPhoneなどの修理を請け負っているお店で、
touch5Gの修理を受け付けている珍しいところです。
所要時間は1時間ほどだということで、
その間、東急ハンズなどをうろついた後、
お店に戻ってみましたら、修理不可とのこと。
損傷は基盤にもあったようです。
本来、ホームボタンの修理料金は7,800円。
事前に、これに4,800円かかるかもしれないと聞いていたものの、
修理できなかったので、料金は要らないとのこと。
期待した結果は得られなかったものの、
たいへんありがたかったので、
お店のサイトのリンクを貼っておきます。
iPhone修理スマートドクター プロ 大阪心斎橋本店
http://www.iphone-osaka.biz/
Appleストアの近くにあり、
その他、梅田などにも店舗があります。
結局、修理ができなかったということで、
画面上にホームボタンを表示させて使用しています。
これはiPhone、iPad、iPod touchにある機能で、
設定→アクセシビリティと進んで、
「AssistiveTouch」をオンにすれば使えるようになります。
ホームボタンで行うよりも、
一手間二手間多くはなるものの、
一応、一通りのことはできるようにはなっていますので、
当面、この5Gはこれでやっていきましょう。
その後、このままでは心斎橋に来た意味がないと思ったので、
何かないかと三角公園(御津公園)で考えていたところ、
思い出したのが御堂筋の道の中にあるという
松尾芭蕉終焉の地の碑こと。
ただ、それが御堂筋のどこかまでは覚えていなかったので、
この公園にある西心斎橋交番にご存じの方がいないか尋ねてみることにしました。
考えてみれば、こういう場所で道を尋ねるのは初めてのことで、
交番の警察官の方はご存じなかったものの、
お忙しい中、わざわざ調べてくださって、
幸いにも徒歩圏内でしたので、歩いて行ってみました。
此附近松尾芭蕉翁終焉ノ地
とあります。
場所は真宗大谷派難波別院(南御堂)の前ですね。
地下鉄でいえば本町下車になります。
南御堂には何度か訪れているものの、
全く気づきませんでした。
ご覧のように、道の中に石碑が建っています。
元々、ここは道路などではなく、
旅籠の花屋仁左衛門の離れ座敷だったとか。
それが御堂筋に飲み込まれたのは、
大正から昭和にかけての拡幅工事によるもの。
この直前に芭蕉は故郷の伊賀上野にいて、
大坂にやってきたのは弟子二人の仲違いを仲裁するためだったとか。
それも上手くいかなかったようで、
それが健康面にも影響を与えたんだとか。
この後、九州行きの計画もあったらしく、
それもかなわぬまま、この地で没します。
享年50。
旅に病んで夢は枯野をかけ廻る
彼の最後の句です。
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iPod touchホームボタン陥没 ~そして松尾芭蕉終焉の地へ~
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