我らが寝屋川の星、大関・豪栄道関が優勝しました。
大関昇進後、角番を4回しのぐなど、
なかなかその力を発揮できませんでしたが、
今場所は別人のようでした。
ずっと、何かしらの故障を抱えていて、
そのために満足な稽古ができていた場所が少なく、
それが今場所はしっかり稽古できていたとのことで、
稽古さえできれば、
これほどの力の持ち主であることを見せつける場所となっています。
これは今場所、豪栄道に付いてきていた遠藤も同じですね。
いよいよ、明石家さんまさんは遠藤に化粧回しを送るのでしょうか。
豪栄道は大関になる前から、
相手との間に微妙な間ができると、
コンマ何秒か、考えてしまう癖があり、
そこをつけ込まれて、
敗れることもありました。
そして、もう一つの悪い癖、引いてしまうことがありました。
彼は伝家の宝刀とも実況される
相手の首に腕を巻きつけての首投げを持っていますが、
これは大逆転を可能にする反面、
それができるからこそ、
引いて対応することもありました。
窮余の策としては魅力的な首投げですが、
引いてしまってばかりいると、
決まらないことも増えてきます。
今場所では13日目の横綱・日馬富士戦までは
常に前に出る、張られても突っ張られても、
低く、下から前に出ることが徹底されていました。
関西出身の関取としては2000年以来、
大阪出身では、1930年の山錦以来の優勝となります。
豪栄道までは、あまり関取が出ていなかった大阪でしたが、
その後、幕内には勢、大翔丸が、
そして、十両の宇良は豪栄道と同じく寝屋川出身です。
今場所の宇良は特殊な取り口を対戦相手も理解してきたためか、
苦しい場所が続いておりますが、
居反り以外にも目を惹く小兵関取だけに、
いずれ、幕内に3人が並ぶ日を期待しています。
その他、幕下、序の口までを含めれば、
34人の力士が大阪出身です。
もう中日ぐらいから、
もしも、豪栄道関が優勝した場合、
地元パレードが行われるなら、
数年前に拡張整備された駅前から伸びる4車線だろうとか考えていました。
残るは角番大関初の全勝優勝、
来場所には横綱なんていう話も聞こえてくるかと思いますが、
大関までとは違い、
番付が下がらず、引退しかない位ですから、
単純には喜べないものがあります。
それにしても、今場所、
かつて、苦手としていた豪栄道のこの活躍、
休場の横綱・白鵬はどのように見ていたでしょうか。
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