http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-11194016289.html
こちらから続いております。
これは道頓堀を中心に展開している「かに道楽」の動く看板、
立体商標です。
いわゆる「動くかに看板事件」というものがありました。
「株式会社かに道楽」が「株式会社かに将軍」に対し、
不正競争防止法に基づき、
類似するカニの立体看板の使用の差し止めを求めて訴えていました。
その判決が1987年に下された結果、
被告のかに将軍側が原告・かに道楽に賠償金を支払い、
さらに看板を掛け替える事となりました。
これがその看板。
違うカニになりました。
元は「かに道楽」「かに将軍」のどちらもマツバガニ(ズワイガニ)でしたが、
「かに将軍」のほうがタラバガニの看板と変更、
ついでにいえば生物学的にはタラバガニはカニではなくヤドカリです。
このようなトラブルにならないよう、
各企業は商品の発売などでは
その名称等が既に類似のものが登録されていないかどうかを確認しています。
しかし、確認しつつも、
どうしても曲げられない名称というものもある訳でして。
たとえば…
アップル - iPhone 4S - 史上最高のiPhoneです。
http://www.apple.com/jp/iphone/
上のサイトはiPhoneの公式サイト。
今は4Sなどを紹介しています。
このサイトの下部にあるのがこの文字。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
iPhoneといえば、アップル社の製品です。
それなのに、アイホン株式会社のライセンスとはどういうことでしょうか?
iPhoneを登録するにおいて、
既に極めてよく似た商標登録が存在していました。
それがこの「アイホン」、インターホンです。
創業1948年創業のインターホン業界において
トップシェアのアイホン株式会社の製品です。
アイホン株式会社
http://www.aiphone.co.jp/index.html
iPhoneが存在していない頃からアイホンはとっくに存在していたんです。
アイホン株式会社は米仏にも現地法人があり、
70ヶ国以上で販売している国際企業でもあります。
ちなみにアルファベット表記では「AIPHONE」、
こちらのほうがより類似性が増します。
iMac、iBookに続くiPhoneという名称を
どうしても捨てられないアップル社は
アイホン社と協議を持ちました。
そこで合意のが以下の点。
アイホン社が「iPhone」を商標登録
そして
ライセンス契約のもとアップル社が「iPhone」を使用
また
カタカナ表記する時には「アイフォーン」とする
というもの。「アイフォン」ではないんですね。
この取り決めにより、2008年に日本でも発売されたという訳です。
そして今現在も、iPhoneのパンフレットなどでは、
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
この一文が記されているという訳なのでした。
こちらから続いております。
これは道頓堀を中心に展開している「かに道楽」の動く看板、
立体商標です。
いわゆる「動くかに看板事件」というものがありました。
「株式会社かに道楽」が「株式会社かに将軍」に対し、
不正競争防止法に基づき、
類似するカニの立体看板の使用の差し止めを求めて訴えていました。
その判決が1987年に下された結果、
被告のかに将軍側が原告・かに道楽に賠償金を支払い、
さらに看板を掛け替える事となりました。
これがその看板。
違うカニになりました。
元は「かに道楽」「かに将軍」のどちらもマツバガニ(ズワイガニ)でしたが、
「かに将軍」のほうがタラバガニの看板と変更、
ついでにいえば生物学的にはタラバガニはカニではなくヤドカリです。
このようなトラブルにならないよう、
各企業は商品の発売などでは
その名称等が既に類似のものが登録されていないかどうかを確認しています。
しかし、確認しつつも、
どうしても曲げられない名称というものもある訳でして。
たとえば…
アップル - iPhone 4S - 史上最高のiPhoneです。
http://www.apple.com/jp/iphone/
上のサイトはiPhoneの公式サイト。
今は4Sなどを紹介しています。
このサイトの下部にあるのがこの文字。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
iPhoneといえば、アップル社の製品です。
それなのに、アイホン株式会社のライセンスとはどういうことでしょうか?
iPhoneを登録するにおいて、
既に極めてよく似た商標登録が存在していました。
それがこの「アイホン」、インターホンです。
創業1948年創業のインターホン業界において
トップシェアのアイホン株式会社の製品です。
アイホン株式会社
http://www.aiphone.co.jp/index.html
iPhoneが存在していない頃からアイホンはとっくに存在していたんです。
アイホン株式会社は米仏にも現地法人があり、
70ヶ国以上で販売している国際企業でもあります。
ちなみにアルファベット表記では「AIPHONE」、
こちらのほうがより類似性が増します。
iMac、iBookに続くiPhoneという名称を
どうしても捨てられないアップル社は
アイホン社と協議を持ちました。
そこで合意のが以下の点。
アイホン社が「iPhone」を商標登録
そして
ライセンス契約のもとアップル社が「iPhone」を使用
また
カタカナ表記する時には「アイフォーン」とする
というもの。「アイフォン」ではないんですね。
この取り決めにより、2008年に日本でも発売されたという訳です。
そして今現在も、iPhoneのパンフレットなどでは、
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
この一文が記されているという訳なのでした。