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ロンドン五輪マラソン カンボジア代表・猫ひろしさんが記者会見 ~カンボジア人としての矜恃を~

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スタートは“ニャー”で勢いをつけて、ゴールした後に、最高の五輪一発ギャグをできるように頑張ります

と宣言、そして、

厳しいご意見を頂くのも当然。批判している方が、間違っているとも言えません。でも僕は、やると決めたので

と、真摯なコメントを述べられたそうです。

カンボジア国籍を取得しての代表選手となった彼に対し、
世論には批判的な意見も多いようですね。

オリンピックに出たいという気持ちはわかります…
といったところで、その可能性がゼロの私には
その可能性をお持ちだった彼の本当の気持ちは
わからないかもしれません。

私は現時点で、批判するつもりはありません。
ただ、オリンピック終了後、
日本国籍再取得のようなことはなさるべきではないと考えます。
それはカンボジアの方々に対してあまりにも失礼でしょうから。


この問題で、このような言葉を思い出しました。

日本と台湾の利益が衝突した場合には間違いなく私は
国籍を取った日本の側に立ちます


台湾生まれの金美齢さんは、2009年に日本国籍を取得されました。
中国にすり寄る馬英九政権下の台湾では、
中国共産党と戦えないとお考えになったからでしょうか。


台湾の真の独立のために戦ってこられた彼女の、
台湾に対する愛情については疑いようがありません。
その彼女が日本国籍を取得され、

日本と台湾の利益が衝突した場合には間違いなく私は
国籍を取った日本の側に立ちます


その覚悟をこのような言葉で表現されました。
チベット出身のぺマ・ギャルポさんも同様の事を仰っていましたね。

日本と台湾の間で、現在対立しているとすれば、尖閣ですけれど、
これが原因で日台間に紛争が起こる確率は低そうで、
また、日本とカンボジアの間で戦争になることは
まずなさそうではあります。

それでも、その国の人となるからには、
これぐらいの覚悟が必要であろうかと思います。

日本人となられた彼女からは日本に対する愛情、
日本人としての矜恃が感じられますが、
猫ひろしさんの場合はどうなのかなとは思います。
それは今後の長いカンボジア人としての生活で示されることでしょう。

カンボジアの地でこれまでも、
彼は現地の方々と接してこられたことだと思います。

今後、彼の活動がカンボジアの国益に適えばと思います。
特に日本とカンボジアのスポーツ交流、
文化交流などの面で貢献されるのも、
ひとつの方法であろうかと思います。


関係ないんですけれど、金美齢さん、台湾の事をお書きしましたので、
このような本をご紹介しておきます。


20世紀までの台湾を知ることが出来ます。


ねてしてタペ



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