アンジュルムの新曲MVの中で
和田彩花さんがウェディングドレスを着ておられますが、
現場でなかなか撮影が始まらないということがあったそうです。
この衣装に和田さんが激怒されたそうで。
彼女は「ウェディングドレスを着ることだけが女性の幸せではない」と
かねてより仰っていて、それなのに、
ラストシングルでこの仕打ちかということで、
怒り心頭に発しマネージャーさんと言い争っていたとのこと。
最後に意に添わぬ衣装がお気の毒だと思う一方で、
自我が強い彼女らしいエピソードから
微笑ましくも感じました。
アップフロントには言いたいことがたくさんありますが、
こういう不満が言えるというのは平和だと思います。
出来上がったMVを見た人から
「綺麗だったよ」と言われ続けたことで
このウェディングドレス姿も「ま、いいか」と思われたとか。
さて、NGT48から山口真帆さんの卒業が発表されました。
以前からお書きしているように、
AKSにはマネジメント能力もなければ、
タレントを守る気なんてないんです。
さらにガバナンスさえありません。
正邪でいえば、AKSに分はなく
真っ当なことを言い続けていた山口さんが追い出される形で
出ていくことになってしまいました。
また、彼女と懇意にしていた長谷川玲奈さん、菅原りこさんも
卒業されることとなりました。
山口さんが
「もうここには私がアイドルをできる居場所はなくなってしまいました」
と語ったように、何をしても無駄なのでしょう。
無駄なことに貴重な時間を費やすのは馬鹿馬鹿しいです。
厭なことも辛いこともあると思いますが、
それでも、そこで頑張れるのは
その先に、楽しい、嬉しいといった充実感が得られるからで、
その可能性がゼロであるなら、
AKSとは縁を切ったほうがいいと思います。
山口さんについては既に複数の事務所からオファーがあるらしく、
不本意な形ではあるものの、既に知名度がある彼女ですから、
当然といえば当然でしょう。
できれば、当人たちが望むのであれば
長谷川さんと菅原さんと頑張っていただきたいと思います。
AKSにマネジメント能力もガバナンスもないとお書きしましたが、
AKSじゃなくても、あんな大勢のメンバー全員に目配りできるはずはなく、
組織統治は不可能だと思います。
だから、せめて何かあった時ぐらい、
ちゃんとした組織の意思として
毅然とした対応をしてほしかったと思います。
だんまりを決め込んでいる秋元康さんに批判が集中しています。
彼と対比されることが多かったつんく♂さんですが、
彼がハローのプロデューサーだった時は、
音楽面でのプロデュースは彼だったものの、
実際のところ、それ以外で最も声が大きかったのは
山﨑会長だと言われていました。
それでも、つんく♂さんは驚くほど
各メンバーをよくご覧になっていて、
メンバーやファンの間では
密偵でもいるのではないかという冗談もありました。
おそらく、AKB48が小さな劇場だけで公演を続けていた頃は
メンバーそれぞれのパーソナリティを
秋元さんもそれなりに理解されていたかと思います。
ただ、組織が大きくなるにつれ、
それが不可能になってしまいました。
なんだかんだとヒットメーカーとして知られる彼ですが、
膨大な数の仕事が持ち込まれています。
そして、可能である限り引き受けてこられたと思います。
だから、彼が手がけた仕事は異常なほど多く、
成功も多いのですが、
失敗も多いというのも彼の仕事であろうかと思います。
彼の名前を冠していれば成功するなんていうことはないんです。
作詞についてはともかく、
AKSに直接関係があるわけではなく、
現実は既に名義貸しのような状態ではないでしょうか。
山口さんがNGTを追い出された件で、
秋元康さんを糾弾しても無駄だと思います。
それでもしも彼がAKSを批判したとしても
AKSが変わるとは思えませんし、
既に手遅れです。
秋元康さんに事態を収拾する能力はないと思います。
ただ、だったらAKB系列の総合プロデューサーの看板なんか下ろしてしまえ、
という意見には同意します。