先日もお書きしました「アンジュルムック」が
なんと重版となりました。
特別編集長の蒼井優さんと菊池亜希子さんだけではなく、
鈴木杏さん反応されているようで。
さらにこれまで持ち歌が歌えなかったNHK総合の「うたコン」で
一昨日は「恋はアッチャアッチャ」の生歌を披露することができ、
アンジュルムに風が吹き始めているのではないかと思います。
一方、こちらについてもお書きしましたが、
相変わらず、アンクルウェイトを付けて生活しています。
我が家の階段は14段で、
そこを上り下りするだけでも価値のある運動ではないかと思います。
そういえば、一昨年、「ビーバップ!ハイヒール」で
「ホンマでっかTV」にも出演されていた整形外科医の戸田佳孝先生が、
階段の上り下りについて
「思ったほど効果のないムダな運動の代表格」とされていました。
足腰を鍛えるならほかの方法があり、
膝関節には換えがないというのがその理由でした。
スクワット、ラジオ体操などの注意点についても紹介されていました。
階段についてそういう考え方もあるのかと思ったものです。
膝関節などに問題がある人については
戸田先生もほかの先生も同じ意見でしょうが、
そうでない場合は少数派の意見なのでしょうか。
私には結論を出せません。
さて、「ロコモ」という言葉はご存じかと思います。
日本語では「運動器症候群」で
英語の「ロコモティブシンドローム」を略して、
一般的には「ロコモ」と呼ばれています。
ロコモは筋肉や骨、関節などの運動器の問題により、
立ったり歩いたりといった日常生活の運動が困難な状態のことをいいます。
日本は世界最高水準の長寿国ですが、
必ずしもその寿命の期間全てが健康な状態でいられるという訳ではありません。
介護が必要になるケースも多く、
注目されるようになったのが「健康寿命」という考え方です。
健康寿命は介護などを必要とせず、
自立した日常生活を送ることができる期間のことをいい、
この健康寿命の延伸により要介護の期間の短縮を図るべきだとされています。
そこで叫ばれるのがロコモ予防ということになります。
また、「サルコペニア」という概念もあります。
加齢により筋肉量が減少し、
筋力低下や身体機能が低下することをサルコペニアといい
このサルコペニアはロコモに含まれます。
さらに「フレイル」。
フレイルも加齢に伴うもので、
こちらには筋力低下のほかに認知機能の低下、
食欲の低下、社会的交流の減少などを原因として
転びやすくなったり栄養不良が起きやすくなったり、
軽度認知障害、認知症になりやすくなります。
ロコモ、サルコペニア、フレイルの概念は
不安定な部分があり、
医師によっても説明が一定ではなくわかりづらいです。
大まかにいえば、
最も大きな概念がフレイルで、
その中にロコモがあり、
さらにその中にサルコペニアがあることになるでしょう。
ただ、いずれも健康寿命を短くしてしまうものであり、
他者との接点を持ち続けることは
運動にもなりますし、
逆に社会的に孤立してしまいますと、
運動の機会が減ってしまいますし、
認知機能の低下により認知症の発症リスクを上げ、
認知症を発症している場合は、
それを進行させてしまうことになります。
使わない機能は衰えていくのが私たちの体で、
階段の上り下りの是非はともかく、
身体、精神ともに使い続けなければならないようです。
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