今回も、なんだかなぁの話題。
政府が新型コロナウイルスの専門家会議を解体して、
新しい分科会を作るとのことで、
尾身副座長らが外れることになるのではないかと話題になっています。
尾身先生の叡智が今後もお借りできるなら、
希望したいところですが、
尾身先生ご自身のご意向という情報もあり、
逆に寝耳に水という情報もあり、詳細は不明です。
ただ、騒ぎになったためか、
西村康稔新型コロナ対策担当大臣は
https://twitter.com/nishy03/status/1276833414105071616
このような動画をアップ。
専門家会議からの連続性の重要性を認識していることと、
尾身先生と二人三脚であることを強調しています。
このことよりも気になるのは、
西村担当大臣が渋谷健司とテレビ会議をしたという点。
分科会にこの男が入ってしまうのではないかと危惧しています。
https://twitter.com/nishy03/status/1275401907188588544
分科会とはいうものの、どういうものかもわかりません。
有識者会議というものの下に分科会が設けられ、
専門家を外すということではないとは思うももの、
なんともいえませんが、渋谷健司が国の方針に関わることを危惧します。
彼がこれまでに新型コロナウイルス関連で主張してきたことは、
4月の段階で
「東京は手遅れに近い」
「対策を強化しないと死者数十万人」
「現状のクラスター対策は既に破綻している」
「3密の妥当性に疑問」
「希望者全員にPCR検査を」
「ロックダウンをやるべきかではなく、やるしかない」
などなど。
しかも、しょっちゅう主張を変えますし、
変えるのは結構ですが、それまでの主張に対して知らぬ顔。
変えた理由も不明。
どうも西村担当大臣が連れてくる(?)"専門家"は疑問符が付く人物が多く、
尾身先生が自分には経済の問題はよくわからないので、
その専門家をと希望された時、
メンバーの中にいたのが小林慶一郎東京財団政策研究所研究主幹。
その中で彼は「一日500万件の大量のPCR検査」と主張。
正気かどうかを疑うレベルのクソ発言です。上昌広と変わりません。
小林慶一郎は渋谷健司とともに、
「一日1000万件検査により、全国民が2週間に1回の検査を、半年後までに達成」
を目標に掲げる自称「国民運動」に賛同していて、
こんな連中に全国民の健康と生命が左右されるかもしれないともなれば、
当然、心配になります。
小林慶一郎なんて、経済の"専門家"としていろいろと言っていますが、
財政破綻論者で、「財政再建が経済成長率を高める」という謎理論を展開。
東日本大震災後の火事場泥棒・復興税の主犯で、
消費税増税は最低でも35%必要らしく、
その場合、GDPはどうなるんでしょう?
5%から10%への増税でさえ、GDP7.1%減という有様。
GDPが下がるということは、
それだけ国民の所得が減るということ。
所得が減るのに、使うお金を増やそうと思うはずはありません。
国民がお金を使わないのに、企業は事業に投資しますか?
GDPの60%は国民の個人消費です。
消費税35%で税収、増えますか?
この騒動で、国や自治体は大きな支出が必要となりました。
その穴埋めに復興税のようなものを設ける「新型コロナ税」
「新型コロナ増税」が必要という声も聞かれますが、
そのための小林慶一郎ではないかと勘ぐってしまいます。
西村担当大臣に人を見る目がないことがわかります。
彼もほかと変わらず財政破綻脳、緊縮脳の持ち主なのでしょう。
今も世界中に蔓延し、
一部では第2波が起きている新型コロナウイルスについても、
彼、または取り巻きの人選では不安しか感じられません。
今のところ、こちらが最新情報でしょうか。
西村大臣、専門家会議の廃止「一部誤解がある。“廃止”と強く言い過ぎ反省」
https://times.abema.tv/posts/7060199
特に注目すべき内容は見られませんけれど。
あと、危惧されるのは山中伸弥教授。
#山中伸弥教授 もメンバーのAI効果分析アドバイザリーボードで大所高所からも評価いただき、第二波に備え感染防止策を進化させていきたいと考えています。
https://twitter.com/nishy03/status/1276828953915781121
山中先生については、彼のPCR検査に対する考え方が間違いであると
お書きしたことがあり、この件については、
考えを改められたのか、仰らなくなりましたから、
個人的には少し評価を戻しましたが、
元々は整形外科を勉強されていた先生だったでしょうか。
現在の研究にもあまり関係なさそうです。
米国国立衛生研究所(NIH)内アレルギー感染症研究所(NIAID)で
病理医として活動されている研究医の峰宗太郎先生が
「ノーベル賞芸人」呼ばわりされているあたり、
いつもは穏やかな語り口の先生だけに、
感染症の専門家として怒りのような感情をお持ちなのでしょう。
人気などにとらわれない本当の専門家の起用をお願いしたいです。