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高橋洋一氏の辞任で喜ぶのは財務省 消費税増税につながるかも

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まずはこの話題から。
経済学者の高橋洋一氏が内閣官房参与を辞任しました。
彼については前回もお書きしましたが、
その後、「屁みたい」というtweetがあり、
さらに炎上したようです。
現在は

不適切表現を次に改めます。各位にお詫びします。

日本の緊急事態宣言といっても、欧米から見れば、戒厳令でもなく行動制限は弱い。下図参照

https://twitter.com/YoichiTakahashi/status/1396682994362978305

としていて、下にグラフが付けられています。
私も相手の感情を考えず、「わかりきっている」こととして
客観的事実を言い切ってしまうことがあるので、
私も要注意なのですが…

今回の件で最も喜んでいるのは誰でしょう。
財務省です。
高橋氏は積極財政の必要性を訴え、
このコロナ禍でも、大型予算と即時執行、そして消費税廃止、
せめて減税をと訴えてきました。
この言葉狩りにより内閣官房参与から彼が退くということは、
管総理に彼の意見が届きにくくなるということです。
コロナ禍が終わった後に増税を目論む財務省にとっては、
有り難いのではないでしょうか。

積極財政を唱える専門家が何らかの理由で
政権から遠ざけられるケースはほかにもあったように思います。
陰謀論は好きではありませんが、
消費税増税キャンペーンを続けたメディアが油を注ぎまくっていたあたり、
裏には何らかの思惑が絡んでいるのではないかと疑ってしまいます。


続いて、ワクチン。
新型コロナウイルスの対象者全員への接種が見えてきました。
よく、「日本は周回遅れ」などといわれますが、
日本は早すぎるぐらいに早いのです。
前にもお書きしたように、日本は感染者数が少なく、
諸外国に比べて、人道的な観点から、ほかに急ぐべき国や地域は無数にあります。
 

 

元はオクスフォード大による分析で、
偏りが大きいのは事実でしょう。
トップは中国で、ウイルスの火元であり独自のワクチンの開発国、
次はアメリカで、ワクチンの開発国であり感染者が多かった国です。
その次のインドも感染者が多く、深刻さは増すばかりです。
以下もランキングは感染者数が多い国が並びます。
それなのに、ワクチン入手の目処が立たないほかの国に申し訳ないぐらいに、
日本は対象者全員分のワクチンを確保できました。
これで「遅い」などと言えば罰が当たるというものです。


次に高齢者に対するワクチン接種。
都道府県別では和歌山県が最も進んでいるようです。
NHKを見ていますと、和歌山では小規模のクリニックの数が多いらしく、
大規模の接種ではなく、地域のかかりつけ医での接種が多いんだとか。
おそらく、県庁も頑張ってこられたのだと思います。
このコロナ禍では、自治体の首長の手腕が注目されていて、
仁坂知事の対応を評価してきた私の考えは今も同じです。

新型コロナウイルス感染症に関する知事メッセージ

 

知事の大量のメッセージが並んでいます。

 


しかも、それぞれ2000文字規模の文章量です。
オリンピックに対する考え方にも賛同できます。
勉強になり、読み物としても共感できますので、
お時間のよろしい時にでもお読みください。

話を戻しまして、一般論として、ワクチン接種が都市部で遅れ、
地方で進んでいるとされるのは、
ワクチンの偏在に加え、こういう状況も関係しているかもしれません。


朝日新聞系がやらかした大規模接種会場の架空予約の件について。
今は平時ではなく、自衛隊は野戦病院のような接種会場を設営したわけです。
そこに不備があることはわかっていて、
システムがどうのとか、架空でも予約できてしまうとか、
そういうことへの対応は後回しで、まずは開始することを優先したわけです。
完全なシステムを用意しようとして、ひと月以上遅れるよりずっとマシです。

朝日が犯した犯罪により、1人でも予約できなかった高齢者がいたとすれば、
さらに架空予約の手法をわざわざ公開したことにより、
架空だらけになったしまったとすれば、
公益性の有無など議論することさえ論外です。
HPVワクチンの時から、そんなにワクチン接種を妨害したいのかと思います。
「報道の自由」は犯罪を許容しません。

最後に医師の「山吹オルカ」さんが
ワクチンについて面白い説明をされていましたので、
紹介させていただきます。
mRNAワクチンを接種する意味についてのお話です。

繰り返し強調しますが、新型コロナのワクチンは
「コロナウイルスの表面にあるタンパク質を体内で作って、それを覚えることで免疫を得る」
という仕組みです。
言ってみれば、ばいきんまんのツノだけ増やして覚えるようなもの。
一方、感染してしまうと、ツノも含めてばいきんまん全体が増えます。

したがって、「ツノを増やす」ワクチンの副反応として起こってくるアレコレは、「ツノ以外も全部増やす」感染よりはるかにマシなんです。
ワクチンで死亡するとか、不妊になるとか、そういう噂を聞くと「新しいワクチンだしまだはっきりしない欠点もあるかも……」と不安になるかもしれませんが、

基本的にはワクチンを打つより感染する方がよっっっっっぽど怖いと思ってください。

だって、ワクチンを打った時と同じくツノも体内で増えるし、ツノだけじゃなくばいきんまん全体が増えるし、増えたばいきんまんは次々に別の細胞に感染してまた増殖するし、もうしっちゃかめっちゃかなんですから。

https://twitter.com/YamabukiOrca/status/1396949585700921344

各社のワクチンでは子どもへの治験が進んでいます。
すでにファイザーは12~15歳の安全性と有効性を確認したとしています。
さらに下の年齢の子どもたちにも適用となるかもしれません。
接種することの利益と有効性と必要性の兼ね合いですが、
子どもたちにこのmRNAワクチンについて説明する必要があれば、
参考になるかと思います。

 

大人を含めまして、ワクチンについての解説は

長野県庁のこちらのサイトがわかりやすいかと思います。

 

 

 

チャールズ・ウィリアム・バートレット「牛臥の漁船」

 

 

 

 

 


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