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第8波で844万人感染の試算もワクチンで約30%減

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私のところにも、4回目接種の案内が届きました。
従来株及びオミクロン株BA.1に対応した2価ワクチンの予約を行いました。
BA.5対応も認可されていて、
間に合えばと期待していましたが、
ここで待ってしまうと第8波に間に合わないと考え、
大人しくオミクロン対応2価ワクチンを接種することにしました。

 

 

環境衛生学の感染症理論疫学、数理疫学が専門で、
京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻の西浦博教授は、
2023年2月までに800万人程度が感染すると試算しました。

第7波では7~9月までに約1200万人が感染し、
7月ごろの東京における実行再生産数は1.3程度。
実行再生産数は1人の感染者がが何人に感染を広げるかを示す数値で、
1.0であれば、1人を感染させ、
2.0であれば、2人を感染させることになり、指数関数的に増加。
大きければ大きいほど、急激な感染拡大が起きることになります。

西浦先生は第8波で844万人が感染すると計算。
「第8波で844万人」という計算は、
第7波の東京よりもやや低い1.2という実行再生産数を想定したもので、
1.3だと計算は1038万人、
1.4での計算は1207万人になるとのこと。

いずれの計算も、ワクチン接種が現状のペースで行われるとしてのもので、
ワクチン接種率が上がらないようですと、
感染者数は増えるでしょうし、
入院者数、死者数が増えることになるでしょう。

この計算が正しいのかどうかはわかりません。
この分野では西浦先生以外に数理モデルを用いた計算を見かけたことがなく、
クラスター対策や3密に対する提言にも関わっておられます。
先生が根拠もなく、このような数字を出してきているわけではないことは確実です。

アメリカやカナダでは、小児科がパンクしています。
トロントで患児の診療待ちが12時間、
入院までに24時間を要しているとされます。
新型コロナ感染症に限らず、
インフルエンザや風邪も含まれていて、
日本でも、これらの同時流行が懸念されます。
オタワでは、RSウイルスの流行も含めて、
小児集中治療室の稼働率124%、
小児科病棟の稼働率134%とのこと。

 

 

 

子どもが感染し、親も感染すれば、

看病する人もいなくなります。

大阪・泉大津市や交野市のように、
反ワクチン首長がいるところは、
小児のワクチンを申請制にしているところもあります。
住民自身が申請しないと、接種券が届きません。
ぜひ、ご確認ください。


吉田遠志「紅葉の安らぎ」

 


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