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土建屋と重機の急減は災害復旧の障害となる

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年末のことですが、
アニメ版「五等分の花嫁」にノベライズ版があることを知り、
読んでみました。

 

 

 

 

 

 

 


「五等分の花嫁」に出会って数か月になりますが、
まだ、この世界から出られないままです。
もはや、誰が花嫁になるのかとか、
小6の時に出会った少女は誰かなどよりも、
主人公とヒロイン5人+ヒロインたちの父が好きすぎるのでしょう。

調べてみますと、ゲームも出ていて、
元々、読み始めた段階で恋愛SLGみたいという印象でしたから、
相性がいい世界観かと思います。
プレイしたのは恋愛ADVの2本です。

『五等分の花嫁∬ ~~』は
原作のプールでのエピソードが無人島旅行に置き換わったものでしょう。
楽しかったのですが、ややリアリティに欠ける部分があり、
入り込むことはできませんでした。

 

 

 

ファン必見なのが
『映画「五等分の花嫁」~君と過ごした五つの思い出~』で、
原作やアニメで一つの結論となる学園祭後夜祭からスタート。
告白相手を5人から選ぶことになりますので、
それぞれの未来を見せてくれます。

 

 

 

 

 

ゲーム性はほぼないに等しく、読むゲームとなっていて、
原作からは想像しにくい長女との未来、
五女との未来が描かれていたのが嬉しかったです。

ゲームにはパズルゲームを別にすればもう1本あるものの、
そちらは買っていません。いつか買いそうな気もします。

 

そして、原作のオリジナル、モノクロ版を読み終わりました。
これでようやく「五等分の花嫁」から離れたわけですが、
終わりが近づくと、最初から読みたいという願望が湧いてきます。

もはや、執着の感覚に近く、

主人公にリビドーが見られないこと、

悪人らしき人が1人しか出てこないあたりもありますが、

なぜ、ここまで執着するのかを言語化するのは難しいです。


毎回、それを繰り返し、少なくとも原作を10周はしていて、
近いうちに、今度はまたアニメ版を見ることになりそうです。
7周目か8周目になろうかと思います。

 

 

この1月でアニメ版放送開始から5周年とのことです。



奥山儀八郎「能登新七尾八景 妙観院の雪」


さて、部分的ではありますが、能登空港が使用できるようになり、

 

 

米軍の支援も届くようになりました。
保守層から「台湾の救援をなぜ断るんだ!」「中国の顔色を窺うな!」
という声があったのですが、陸上部隊が活躍できる可能性がないため、
感謝の意を伝えつつ、お断りしたのでした。

徐々に使える道路が増えていて、流石だなと思う一方、
20年前なら、もっと速かったのではないかとも思います。

昔は町にたくさんあった土建屋さんが
軒並みなくなっています。

自衛隊にしかできない作業が終わると、
必要なのは土建屋さんのマンパワーなのですが、
使える戦力が足りません。

2011年の東日本大震災では、
数日で幹線道路が復旧するなど、
驚異的なその速度が世界を驚かせました。

あの当時、私は
「いずれ他国の力を借りないと復旧できなくなる未来が来る」
とお書きしましたが、そういう未来も見えてきているのではないでしょうか。

今は重機も足りません。
昔は土建屋さんがそれぞれ重機を持っていましたが、
今はリースが主流でしょう。リースということは、
多数の事業者が共同で重機を使用しているということですので、
活用できる重機が少なくなってしまいます。

民主党政権時には「コンクリートから人へ」がスローガンになり、
その結果、国土強靱化は後退しました。
ただ、それは長年の自民党政権から続いていたことです。

「コンクリートから人へ」の時は、
予算を減らしたい財務省の意向と、
公共事業を敵視するポピュリズムを前面に押し出していた
民主党の利害が一致したのでしょう。
そのスローガンがマスコミに持ち上げられ、そして今があります。

入札制度では、当然、安いほうが有利になるわけですが、
重機をリースで済ますほうが見積もりは安くなります。
リース会社の所在地はほぼ中核市以上の規模の自治体に。
地元で使える重機が少なくなるわけです。

公共工事を請け負う場合、経営事項審査というものを受けなくてはなりませんが、
かつては資産を持っているほうが有利でした。
だから、事業者は多少無理をしてでも重機を自前で持っていました。
しかし、経営事項審査が改正されてから、経営状態が重視され
固定資産保有がマイナス評価になってしまうと不利に。
こうして、土建屋さんは重機を持たなくなり、
災害復旧に支障となる可能性が出てきたのです。

あらゆるシステムには冗長性が必要で、
平時に無駄に見えるものでも、
保持しておかなくてはならないものもあるのです。

国土強靱化基本計画では、
土建屋の減少、重機の減少を直視すべきかと考えます。

 

 


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