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報じられない河野太郎らの再エネ疑獄 / 小林製薬の事件から健康食品の意義を考える

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まずはこちらの話題から。

再生可能エネルギーに関する規制見直しを検討する
内閣府のタスクフォースで提出された資料に、
中国の国営電力会社「国家電網公司」のロゴが入っていた問題です。

内閣府や経産省などは、事務手続きのミス、
パワーポイントの操作ミスなどと苦しい言い訳をしていますが、
どこをどう考えても、複数の資料に
無関係のロゴが入るなんてことはありえません。

この問題は、積極的に知ろうとしなければ、
知ることができない問題かと思います。
ほとんどのマスコミは「報道しない自由」を行使し、
無視を決め込んでいます。

自然エネルギー財団の事業局長に大林ミカという人がいるのですが、
この財団と彼女がこのタスクフォース構成員となっていて、
その資料の中に、中国の国営企業が試用しているロゴのすかしが入っていたのです。
提出先はこのタスクフォース、
経産省電力ガス基本政策小委員会などのようです。

 


「タスクフォースは法令上の根拠に基づく会議体ではない」と
内閣府の参事官は弁明していますが、
そんな法的根拠のない会議で、国や国民の最重要事項を決めるのでしょうか。

 

 

この春から電気料金が上がります。
その大きな理由に再エネ賦課金があります。
これは再生可能エネルギーの普及に向けて料金に上乗せされている負担金で、
大手電力10社全てが値上がりすることになります。

こういうことの決定に、このタスクフォースが絡んでいて、
そこに中国の意思が絡んでいるとすれば、
日本国の主権が脅かされている由々しき自体です。

 

 

この大林ミカを連れてきたのは河野太郎規制改革担当相ですが、

https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/conference/energy/20201201/201201energy01.pdf

産経系以外にこれを報じるところはほとんどありません。
電力設備メーカーの日本端子と河野一族は繋がりが深く、
河野太郎は株主ですし、社長の河野二郎は弟です。

大林ミカは何者なのかということなのですが、
今のところ、彼女がエネルギー問題について研究したという実績は確認できません。
"翻訳の学校" なるところの卒業が最終学歴らしく、
英会話講師をしていて何かエネルギーに関する研究をしたとか、
論文を発表したとかいう事実は確認できません。

飯田哲也という反原発を商売にしている環境学者がいるのですが、
この人が所長の環境エネルギー政策研究所の事業局長が彼女で
気がつけば専門家扱い。
飯田哲也はソフトバンクの孫正義と懇意で、
作られたのが自然エネ財団というわけです。

孫正義といえば、民主党政権時代、
「韓国から安い電気を買おう」と大真面目に言っていました。
韓国は自国の産業のために、大赤字で電気料金を下げているのに、
日本がその恩恵にあずかれるはずはありません。

民主党の残党である立憲民主党も
この大林ミカを有り難がり、当時の党幹事長と対談して、
公式サイトに掲載していましたが、
この問題が明らかになると慌てて削除しています。
ただ、魚拓は残っています。

https://archive.md/b0TIE

こんな連中のために、電力行政が歪められ、
私たちの安全を脅かし、余計な電気料金を支払わせられているのは、
あまりにも馬鹿馬鹿しいです。
この問題は中国の一帯一路と関係がありそうです。
裏金問題なんかよりも、はるかに重要な問題なのです。

野党第一党の立民は、自分たちも後ろ暗いため無視。
追及しようとしているのは、維新と国民民主ぐらいでしょうか。

日本国民の、日本のエネルギー安全保障の危機だといういうのに

嘆かわしい限りです。




谷上廣南「西洋草花図譜 スウヰートピー」

 

 


次はこちらの話題。
小林製薬について私は、信頼に足る企業ではないと思っていて、
それは

 

 

このような脱法広告を見てもわかります。
テレビCMをバンバン打ち、その商品が実に胡散臭い。

この問題では、関連が疑われる死者が出ていて
紅麹ばかりいわれていますが、
あくまでも現時点で原因は「未知の物質」とされています。
あまり紅麹やそのカビ毒のシトリニンばかり注目してしまいますと、
事実を把握できなくなります。

1968年、カネミ倉庫が製造した「食用米ぬか油」に
PCB(ポリ塩化ビフェニール)が混入し、
3万人が健康被害に見舞われ、今も症状に苦しんでいる人がいます。
小林製薬のこの事件でも、
製造工程で何らかの物質が混入した可能性もあるのです。

 


研究者は別の別の菌が混入した可能性を指摘していますね。

この事件は機能性表示食品の制度にも疑問を投げかけています。
機能性表示食品は企業の責任において、
科学的根拠を基に適正な表示を行うもので、
国はその機能性の真偽や安全性について関与しません。

消費者庁の許可が必要なトクホ、特定保健用食品についても、

 


こちらでお書きしたように、結果ありきの機関もあるわけで、
とても信用できるものではありません。

(そのオルトメディコは治験の分野ではシェアトップです)

私もサプリメントを摂取していますが、
それは私が偏食家だからです。
生のものは果物以外ほとんど食べませんから
野菜不足になりがちなので、こんなものを摂っています。

 

 

 


これにビタミンB2剤を飲んでいます。
私の価値観では、健康食品のうち、
効果、効能を謳っているものに価値はないと思っています。

そんなに効果があるのなら、なぜ、医薬品ではないのでしょうか。
なぜ、医師らのコンセンサスを得ていないのでしょうか。
健康食品は、食生活で足りない栄養を摂るものなのでしょう。

機能性表示食品も特定保健用食品も
消費者庁の管轄だというのも、如何に無意味かを物語っています。
これらの制度は、消費者の健康のためにあるのではなく、
企業のためにある
と考えて間違いありません。

たとえ、単体で安全なものでも、複数の健康食品を摂り続け、
その組み合わせで健康が損なわれる人も少なくありません。
予期せぬ作用のリスクは、足し算、掛け算で増えていきます。
企業に騙されないようにしましょう。

 

※追記

問題のロットからプベルル酸が検出されたとのこと。

記事にあるように、プベルル酸は

マラリアに対する抗生物質の候補として研究されているようですが…

続報が待たれます。

 

 

 

 


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