政治団体・つばさの党の事務所などが公職選挙法違反の疑いで
家宅捜索を受けました。
先の東京15区衆院補選にて、
ほかの候補者の演説を大音量で妨害し、
選挙カーを追い回すなどしていた様子は、
当時、Xなどで多数確認されています。
その代表の黒川敦彦は、「今治加計獣医学部問題を考える会」共同代表で、
政治家女子48党(現みんなでつくる党)の前幹事長です。
今回、選挙妨害をされたとして、立憲民主党も被害を訴えているわけですが、
かつては、黒川みたいな輩を有り難がっていたわけです。
民進党は現在、立憲民主党ですが、
この席に黒川が座っています。
また、2019年の参院選で当時の安倍総理らが応援演説した際、
それを大声で妨害する事件があり、
この時、北海道警は妨害者をその場から排除しています。
そして、排除された奴らは道警に対し、損害賠償を求め、
札幌地裁、札幌高裁は原告の主張を認め賠償を命じています。
その選挙妨害が起きた時の蓮舫の言葉がこれです。
演説に対しての姿勢には様々なご意見があると思います。それでも、この排除の在り方はおかしい。
— 蓮舫💙💛RENHO🇯🇵 (@renho_sha) July 17, 2019
私もこれまで街頭演説において、何度も大声で演説を遮られたり、否定される横断幕を掲げられたりしていますが、それも「声」だと思っていましたが。
『あのようなひとたち』
排除させるのはおかしい。 https://t.co/paHeaU80g7
選挙運動で候補者らは自らの考えを主張する権利があり、
聴衆はそれを聞く権利があります。
その権利を奪っておいて、自分に利することなら
味噌でもクソでも是としてきたのでした。
そして、4月の衆院補選で、自分たちがその被害に遭ったというわけで、
今回は被害者面をしているという次第。
当然、黒川は札幌地裁、札幌高裁での判例を根拠に、
違法ではないと主張してくるでしょう。
札幌地裁、札幌高裁の判事たち、どうするんですかね? これ。
一方の言論の自由を認めて、
他方の言論の自由を奪ったことを問題視しないのです。
朝日新聞なんかも、この札幌での選挙妨害を行った男女の排除について、
道警を批判していましたが、
今度はこんな社説を掲載しています。
街頭演説は支持者だけでなく、さまざまな考えを持つ人に向き合う場だ。演説を聞き取れなくする行為は論外
なんだそうです。
どの口が言っているのかと、
恥ずかしげもなくダブルスタンダードをかましています。
事実よりも党派性により言い分が変わる連中に騙されてはいけません。
伊東深水「潮干狩」
さて、ここひと月の新型コロナ感染症の推定患者数はこんな感じです。
ゴールデンウィークの影響で感染が拡大したのでしょう。
治療薬などに国の助成がなくなりましたので、
診察を受けていない人も相当数いるでしょう。
12日に運動会を行った学校も多かったようで、
その影響が今後どうなるか、といったところ。
あとは、塩野義の新型コロナ感染症治療薬ゾコーバですが、
後遺症については服用者に有意差は見られなかったとのこと。
しかし、わざわざ
全体として差は認められなかったが、「罹患前の健康状態に戻った」および「倦怠感はない」と報告した患者の割合が高い傾向にあった。投与後6ヵ月時点の調査も含め、今後追加で詳細な解析を予定している。
という一文を滑り込ませているあたりに、
この製薬会社の姿勢を見ることができます。