先週の土曜日のMBSラジオ、
明石家さんまさんのヤングタウン土曜日にて、
光井愛佳さんの18日での卒業が発表されました。
時系列的には、金曜午後にこの番組が収録されて、
収録後、公式サイトとブログで公表、
翌晩、番組が放送されたという流れでしょうか。
4月から彼女はこの番組のレギュラーとなられたんですが、
以前、
骨年齢が65歳
と医師に言われたそうです。
レントゲン写真では白く写るはずの骨が
黒く写ってた
とも。
スマイレージの2人の時のヘンなタイミングがありましたので、
今回、なぜこんなに急なんだろうかと不審に思いましたが、
レギュラーとなったばかりの
このラジオ番組についても「今後は未定」と仰っていましたので、
本当に急で、仕方がなかったのかもしれませんね。
調べてみますと、
彼女は昨年の5月に左距骨疲労骨折と診断されています。
これが足首から下の骨で、
線で囲った部分が距骨にあたります。
この上に足首が乗り、体重が乗る訳ですから、
相当の負荷がかかる部分だといえるのでしょう。
光井さんは医師から
日常生活には問題ない
とはいわれていたものの、同時に、
ダンスのような激しい運動をすると再発の可能性がある
とも言われていたそうです。
昨年の診断以後、食生活を改善し、
スタッフから煮干しなどが支給されたそうです。
その甲斐あって、日常生活レベルには戻りましたが、
骨というのはなかなか急にはよくならないのかもしれませんね。
そもそも、疲労骨折は骨折に至らない程度の衝撃を、
繰り返し受けることによって起こるものですし。
こういう問題は、現代の女性には珍しくないのではないかと思い、
調べてみますと、
転倒などで骨折…若い女性も骨に良い生活を タンパク質、ビタミンD不足に注意
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120412/bdy12041209190003-n2.htm
このような記事に行き当たりました。
ここでは光井さんの例の他に、
シェリーさんの件も紹介されていました。
彼女は番組収録中に、動いているセットでバランスを崩し、
床に右膝を打ち付けて骨折(靱帯も損傷)とのこと。
光井さんは当時19歳で、シェリーさんは27歳。
女性の年齢と骨密度の関係で見ますと、
女性ホルモンであるエストロゲンの影響が大きく、
このホルモンが骨からカルシウムが溶け出すのを抑制しています。
女性の骨密度のピークは20代後半から40歳ぐらいまでとなり、
以後は閉経もあるため、骨密度は下がっていくこととなります。
だから、加齢とともに、
骨粗鬆症にならないように気をつけてと言われる訳なんですが、
こういった若年層で骨が弱い人が増えているとすれば、
由々しき事態だといえるのかもしれません。
こういった著作で知られる
整形外科医で東京都リハビリテーション病院の林泰史院長は
高いヒールや上げ底の靴が原因で骨折し、医療機関を受診する女性は少なくない。若い女性に共通しているのは、食事量が少ないことで必要な栄養素がきちんととれていないこと。運動不足で骨を守る筋肉がしっかりついてない人も多い
と仰います。
先生は骨といえばカルシウムと考えがちではあるものの、
骨を支える筋肉も重要で、
そのためには蛋白質を採らなくてはなりません。
そして、蛋白質を貯めておけるのは筋肉だけです。
蛋白質が足りていない状態ですと、
体は筋肉から蛋白質を取り出そうとします。
そのため、筋肉量が減少することとなります。
また、この状態で運動すれば、
筋力が増すのではなく、
逆に筋肉を減らしてしまう危険性があるそうです。
あとは筋肉、骨双方にビタミンDが重要で、
食べ物からの摂取の他、日光に当たることでも、
体内で作られます。
紫外線対策から、日光を浴びなくなって、
血中のビタミンDが以前よりも減少しているという報告もあるようです。
ビタミンDの多い食品と、含有量一覧表
http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/vitamin_d.html
こちらの表を見てみますと、
あんこうの肝はともかくとして、
シラス干しや丸干しのイワシなどが優秀ですね。
カルシウムやミネラルも豊富なのも素晴らしいところです。
意外なところでは、キクラゲ。
でも、あまりたくさん食べるものでもありませんね。
まあ、これらが食べられない場合には、
これらのサプリメントでも得られます。
¥714
Amazon.co.jp
ネイチャーメイド カルシウム300mg+ビタミンD ファミリーサイズ/大塚製薬
¥1,029
Amazon.co.jp
あとは適度な運動ですね。
骨への刺激は骨密度を高めることがわかっていますので。
補足
カルシウムの多い食品と、含有量一覧表
http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/calcium.html