歴史が大きく動きましたね。
鳥羽法皇の崩御、ここから一つの時代が終わり、
次の時代が始まることとなりますが、
今夜の記事は感想だけお書きします。
勉強しなければならない事柄も出てきましたし、
とりあえず、
これを買ってきました。
いずれ記事にしたいと思います。
馴染みの薄いこの時代、
それも平清盛側から描くということで、
私も一から勉強することとなりました。
最初にこの時代の外枠を把握するためには、
・天皇家
・摂関家
・源氏
・平氏
を理解する必要があると感じました。
天皇家、摂関家、源氏はそれぞれ身内の間で、
まさしく「血で血を洗う」争いを続けています。
ドラマではその部分を強調してきていますが、
その対比として描かれるのが、
平氏一門の結束ということになる訳です。
現実にも、天皇家、摂関家、源氏は身内で争っていました。
この後、清盛たちは同族の「あの人」と戦うこととなるんですが、
平氏一門分裂となるまでには至っていません。
平安末期のこの時代が終わると、
源氏の鎌倉時代となり、足利氏の室町時代~戦国時代と、
以後も、同族間の「血で血を洗う」争いは、
延々と繰り返されることとなります。
そう考えますと、平氏一族の絆の深さは
極めて特殊だったのかなと思います。
政権中枢にありながら、
絆を以て一族間の結束を保っていたのは、
この平氏一門が最後なのかもしれません。
そして、こういった争いを防ぐシステムを築いたのが、
徳川家康だったと考えられるのかもしれませんね。
そんなことを考えました。