数日前ぐらいから、
日食眼鏡は軒並み売り切れになってますね。
駆け込み需要が大きかったのでしょう。
それほど注目されている今回の天体ショーですが、
天気の方が今ひとつみたいですね。
夜明けはまだ遠いものの、
星はあまり見えず、曇天の夜空であります。
雨、なんて予報の地域もあり、
天候面ではよくない情況のようです。
天候が良くないということで、
曇り空の向こうの太陽を見上げる人も出てきそうな気がしますが、
曇っていても、太陽を直接見るようなことは避けて下さい。
それでも、太陽光は充分に危険ですので。
また、曇り空でも雲の厚さ次第で、
日食の観測は可能ですので、諦めずに日食グラスを目に当てて、
空を見上げて見て下さい。
高校時代、私は地学部でしたけれど、
部員は交代での日々の作業が2つありました。
一つはNHKラジオ第1の気象情報からの天気図作成で、
もう一つが屋上での太陽黒点観測でした。
天体望遠鏡で太陽を捉え、
望遠鏡を通った光を黒点スケッチ用紙に映し、
周囲より暗い部分を黒く写し取っていきます。
これを毎日行って、これが天気図とともに、
地学部代々の記録だった訳です。
もうこの高校も統合で閉校してしまいましたけれど、
もしも、このタイミングで自分が地学部員だったら、
学校に泊まり込む勢いで準備していたんでしょうねえ。
私はたまたま科学系の部活が地学部しかなかったので、
入部したに過ぎませんが、
日食に人生を賭けているなんて人もいて、
そういう人たちのためにも、
晴れてくれればと思うんですけれど、
こればかりは如何ともしがたいですね。
結局、雲の上からの航空機による観測を、
テレビやPCで見ることになるのでしょうか?
こんなふうに、
人工衛星での観測もありますけれど。
太陽観測衛星「ひので」にて、日食を観測。サイトにて公開と発表
http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-11254394272.html
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金環日食まで数時間ですが…、天候が怪しいですねえ。曇り空でも直接太陽を見てはいけませんよ。
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