「土瓶割り」という生き物がいる―――
それは枝だと思って土瓶を懸けておいたところ、
なぜか土瓶は下に落ちて割れていて、
その枝がなくなっていた…という話から
こう呼ばれているらしいです。
それはクワエダシャクというガの幼虫でした。
シャクガというガの幼虫は、
尺取り虫と呼ばれていて、それは
このような人間を惹きつける動きで知られています。
このシャクガの中のエダシャクは、
特に木の枝に擬態することで知られています。
今回放送のクワエダシャクの動画を捜してみたんですが、
見つからず、近種のトビモンオオエダシャクのものが見つかりました。
完全に枝になりきっていますよね。
ただ、問題なのはそこが木の幹ではなく、
レンズに使用するブロワーということなんですが。
これなら、何かを引っかけたくなる気持ちが分かります。
これもエダシャクの仲間の何かの幼虫と説明されていますが、
撮影者が触っても逃げようとはしません。
逃げるよりも、下手に動いて枝ではないことを確信させるよりも、
このまま耐えることが彼らの生き残り戦略なのでしょうね。
なお、これがクワエダシャクの成虫です。
続いて、チンアナゴ。
砂の中の体はどうなっているのか見てみたい、
というのが依頼内容でした。
チンアナゴはテレビでもよく取り上げられますし、
飼育展示している水族館も珍しくありませんので、
ご存じの方も多いと思います。
どうやら、イヌの狆に顔が似ているとかで、
この名があるようです。
似ていますか?
アナゴとあっても、アナゴとは関係ないのかと思いましたら、
アナゴ科の魚なんですね。
日本では高知県から琉球列島の海に住んでいるようです。
これは沖縄・美ら海水族館のチンアナゴ。
同じく、こちらでは40秒あたりで、
チンアナゴ同士の小競り合いが見られます。
自然の動画はないものかと捜してみましたら、
セブ近海のものがありました。
なお、全身はこんな感じで、
体長25~40cmと結構長いです。
砂地に着き次第、尾っぽのほうから砂に潜ります。
ムーミンのニョロニョロに喩えられることがあって、
妙に可愛いですねえ。
検索してみましたら、
このようなものが見つかりました。
鳥羽水族館のネットショップで、
ぬいぐるみになっていました。
365円。
ニシキアナゴのほうは売り切れみたいですけれど。
ということはと思い、さらに検索してみましたら、
たくさんのグッズが。
チンアナゴは既に人気者のようですね。
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特に抱き枕と傘の柄はなかなかです。