オリンピックと政治関連の記事しか作っていませんでしたが、
久しぶりにテレビ番組の記事を。
男子サッカー決勝、ブラジル-メキシコ戦を見ながら…。
目がテンのダイエット研究所企画もこれで6回目。
今回は非常にわかりやすい「筋トレ」で痩せられるかというものです。
(ダイエットであってdietではありませんが)
今回の被験者も男女3人ずつの計6人。
男性 33歳 110.1kg
男性 32歳 91.8kg
男性 28歳 75.5kg
女性 30歳 91.9kg
女性 36歳 80.2kg
女性 23歳 59.3kg
開始時の体重は以上で、
肥満といえる人から標準体型の人まで、
幅広いのもこれまで同様です。
この6人が連れてこられたのがフィットネスジム。
ここで2週間の筋肉トレーニングをします。
午前10時、まず6人が始めたのは、
両手にダンベルを持ち、上へと上げる
「ダンベルショルダープレス」と呼ばれる運動で、
これを1セット10回ずつ行います。
3セットが終了したところで、一人に終了が告げられました。
30歳・91.9kgの女性です。
6人同じメニューではない今回の企画、
日常の運動で使う消費カロリーを計測しておき、
それをトレーニングに置き換え、
それ以上の運動を行わないことにします。
よって、6人の中で最も運動量が少ない彼女が、
早々に終了となった訳なのでした。
逆に28歳・75.5kg男性は最大の7セットとなりました。
しかし、これで全プログラムが終わった訳ではありません。
合計7種類のトレーニングをこなしてもらいます。
この7つ全ての筋トレが終わったのは、
開始から1時間後の11時の事でした。
昼食です。
豚の生姜焼き定食が運ばれてきました。
しかし、これも6人それぞれ量が異なっています。
それは毎日の食事からカロリーを計算し、
それと同じ量を食べることになっているからでした。
昼食が終わると目がテン恒例の巨大ジグソーパズル。
余計な運動を出来るだけ避けるために、
これを皆で協力して2週間で仕上げてもらいます。
この時間が休憩時間にもなっている訳ですが、
間もなく、2回目の筋トレが始まると呼び出されてしまいました。
14時からは午後の筋トレです。
内容は午前と全く同じプログラム。
このプログラムは、もちろん夕食後にも行われました。
同じ運動を繰り返すことで、
どんどん厳しさは増していきます。
しかし、これは1日目に過ぎないのです。
2日目。
朝、6人が口を揃えて言うのが、
「腕が痛い」というものでした。
これこそが筋肉が鍛えられている証です。
筋肉に強い負荷をかけることで筋繊維は損傷します。
この傷を修復するために、
私たちの体はその機能を備えている訳ですが、
その回復時に、私たちの体は、
元の筋繊維よりもより強い状態にしようとします。
これは次に同じ運動が行われた時に、
それに耐えられる筋組織を用意するためと説明されます。
(超回復と呼ばれています)
そのためには、およそ2日間の時間が必要だとされています。
ということで、同じ運動を繰り返していては、
筋肉にとってはよくないことになります。
実は、1日目の運動は全て上半身を鍛えるものでした。
2日目は下半身を鍛えるプログラムを行うことで、
上半身を休ませつつ、下半身を鍛えることが出来るのでした。
3日目。
この日は体幹部を鍛えるプログラムになります。
3日目にはある変化が見られました。
1日目よりも3日目のほうが多くの汗が出ているのですが…
それにしても、「普段の消費カロリーと同じ」と言いつつ、
普段の運動量と比べて、
比較にならないほど厳しいものとなっています。
これはなぜなのでしょうか?
それは、筋肉トレーニングという運動が、
無酸素運動であるため、
消費カロリー自体は小さいので運動量が増えているという訳です。
辛いから消費エネルギーが大きい、
とは限らないんですね。
今回もこの企画おなじみのクリニックイーク丸の内の仲眞美子院長が監修です。
先生はこの筋トレの効果を2つ挙げられました。
1. 筋肉量を増やす
2. 普段使っていない筋肉細胞を活性化する
1番目は当然ですが、実は私たちの体には、
普段使用していない休眠同然の筋肉があります。
その筋肉を使用し、活動させることで、
活性化し代謝量が増えたために、
日を重ねるにつれ、汗の量が増えたのだと考えられます。
つまり、あの汗は休みっぱなしの筋肉を
活性化させることが出来ている証拠だといえるでしょう。
12日目。
上半身、下半身、体幹部と、日替わりで
同じプログラムをこなしている6人でしたが、
この頃になると、最初はやり遂げるのが精一杯だったのに、
今では楽々とこなせるようになっていました。
そして、「パンツがゆるくなったかも」と
効果を実感している人もいました。
こうして、2週間のトレーニングを終えた6人、
いよいよ、15日目、その成果を見るために体重計に乗ります。
まずは男性から。
男性 33歳 110.1kg → 105.6kg -4.5kg
男性 32歳 91.8kg → 85.9kg -5.9kg
男性 28歳 75.5kg → 71.7kg -3.8kg
いずれも体重を減らすことに成功しました。
これは脂肪が燃えたのではなく、
筋肉量が増えたことと、
普段使っていない筋肉を活性化させることで、
代謝量アップし、体重の減少に繋がったものです。
続いて女性です。
女性 30歳 91.9kg → 91.8kg -0.1kg
女性 36歳 80.2kg → 78.4kg -1.8kg
女性 23歳 59.3kg → 57.3kg -2.0kg
なんと、体重は減っているものの、
ほんのわずかしか減っていません。
この程度の体重の変化であれば、
日常でも起こりそうな減少幅です。
この結果に、2人の女性は涙を流し始めました。
これまでの苦労と期待が、
あまりにも裏切られたからでしょうか。
もう一人は大笑いしています。
笑うしかないという感じでしょう。
しかし、男性には確実に効果が見られました。
女性で効果が出ないのはどういうことでしょうか?
これは2週間の安静時代謝量、
何もしていない時の代謝量の変化をグラフ化したものです。
上の3本が男性3人のもの、
下3本が3人の女性です。
男性が日を重ねるごとに、
代謝量が大きくなっているのに対し、
女性ではその変化が小さくなっています。
ほぼ横ばいでしょうか。
これからわかることは、女性3人は、
男性ほど、筋肉を増やすことが出来なかったということです。
女性は元々筋肉の量が少ないため、
基礎代謝量は小さくなります。
そして、男性に比べて女性には男性ホルモンがあまりなく、
この男性ホルモンは筋肉を肥大させる効果があるため、
女性の場合は筋トレしても筋肉量は増えにくいということになります。
では、今回、女性6人の14日間の苦労は無駄だったのでしょうか?
女性が筋肉トレーニングをしても、
痩せることは出来ないのでしょうか?
しかし、痩せることの基準は、
体重の変化ばかりではありません。
体型の変化も重要ではないでしょうか。
ここで、女性3人のウエストを測ってみます。
女性 30歳 91.9kg → 91.8kg -0.1kg
ウエスト115.5cm → 108.9cm -6.6cm
女性 36歳 80.2kg → 78.4kg -1.8kg
ウエスト101.0cm → 83.7cm -17.3cm
女性 23歳 59.3kg → 57.3kg -2.0kg
ウエスト82.0cm → 69.7cm -12.3cm
このように、大きくウエストサイズを減らしています。
これには女性3人も大喜び。
泣き顔を笑顔に変えていたのでした。
仲先生によりますと、
お腹まわりには特に使われていない筋肉が存在していて、
それが鍛えられたことで、
ちょうど、コルセットをつけたような効果が得られたのではないか、
とのことでした。
なお、男性もウエストは小さくなっています。
以下が6人のウエストの変化です。
そして、また「ダイエット研究所企画第7弾」の挑戦者募集中です。
https://app.ntv.co.jp/myntv/sys/enquete/input/?enquete_id=429
希望者はこちらからアクセスして下さい。
何をするにせよ、
たいへんな思いをすることになるかもしれないんですが…
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