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平清盛 第三十二話「百日の太政大臣」その背景 ~祖父に殺された千鶴丸とその母・八重姫のその後~

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今夜はメンテナンスですので、
短めの記事です。

再開された大河ドラマでは、
平清盛が太政大臣となりました。
武士の身では初の出来事です(名誉職ですが)
あと、気になったのは信西の弟子、西光が清盛に対して
師の仇の子・頼朝を生かし続けていることに怒っておりました。

伊豆の源頼朝と八重姫の子・千鶴丸が
殺されてしまう部分が衝撃的でしたね。

NHK大河ドラマ 平清盛

福田沙紀さんの八重姫の悲鳴が悲痛でした。
八重姫の父・伊東祐親は、

源頼朝の子だと! そんなことが清盛様に知れてみろ、我ら伊東一族などひとたまりもないわ!!

と、孫・千鶴丸を殺してしまいました。

NHK大河ドラマ 平清盛

劇中、抜刀の音の描写でしたが、
「曾我物語」では、祐親は千鶴丸を轟ヶ淵なる淵まで家人に連れて行かせ、
そこで柴漬、淵に放り込んだとなっているそうです。
最初、「柴漬」って漬け物? とか思ったんですが、
「ふしづけ」と読み、ここでは人間を簀巻きにして、
水の中に沈めるという処刑方法なんだそうです。

現在の静岡県伊東市にあるらしいその淵は、
幼い千鶴丸が投げ込まれたということで、
「稚児ヶ淵」と呼ばれるようになったとかで…

源頼朝はこの後、殺されそうになって、
北条家を頼り、政子を妻とするんですが、
八重姫のその後はどうなったのかと気になりまして、
調べてみると「真珠院」という名前の寺があることがわかりました。
そこには「八重姫御堂」が。
ここに八重姫が祀られています。
八重姫は頼朝と我が子を忘れられず、
入水自殺したとされ、その身を投げた場所が、
「真珠ヶ淵」なんだそうです…








ねてしてタペ




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