板東英二さんは関西方面で特に露出の多い方ですので、
とても親しみ深い人物ですね。
もちろん、新幹線でゆで卵を
食べているだけの人ではありません。
甲子園で松井投手が奪三振率17.00という信じられない数字を記録し、
夏の大会68奪三振は、歴代第3位。
この奪三振記録での第2位が
早稲田の斎藤佑樹投手(現日ハム)の78(7試合=69イニング)、
そして、現在の記録保持者が
徳島商の板東英二さんの83(6試合=62イニング)。
あらためて、彼の偉業が知れ渡り、
テレビでインタビューを受けている彼は嬉しそうでしたね。
松井投手は4試合36イニングで68奪三振なので、
彼の能力の高さが尚更評価される訳です。
板東さんの数字が偉大なのは当然ですが、
彼は18イニングを1人で投げ、
且つ三振を奪っていたという事実でしょうか。
中日で通算77勝65敗の成績を上げた後、
野球解説者として名古屋を中心に活動、
横山ノックさん、上岡龍太郎さんを頼り、
関西方面でタレント活動を開始します。
板東さんは上岡さんについて「恩人、師匠」と仰っていました。
ブレイクしたいねん
近年、彼が何度も口にされた言葉だそうです。
もう一度、ブレイクしたいねん
と仰るそうですが、彼はこれまでに何度も"ブレイク"しています。
高校~プロの野球選手として、
そして、芸能人としては「金曜日の妻たちへII」で俳優として、
映画「あ・うん」では日本アカデミー賞最優秀助演男優賞も受賞しています。
クイズ番組「マジカル頭脳パワー!!」では、
司会者として高視聴率に貢献しました。
その後、司会業のほうでの活躍はなくなるんですが、
彼の凄いところは、司会の仕事がないなら、
回答者でもレポーターでも構わないという姿勢だと思います。
「マジカル」のギャラは500万円ぐらいだという噂がありました。
結構お金にシビアな印象がありますが、
彼自身、選手時代から様々な事業をしつつも、
「お金」そのものに対してはそんなに興味をお持ちではないのかもしれません。
そういえば、
勝ちたいねん
は2003年の星野阪神のキャッチフレーズのようになり、
「勝ちたいねんドリンク」なども発売されましたが、
元はといえば、彼が明石家さんまさん、村上ショージさんらとの
年末年始恒例のオーストラリアでのゴルフで
「卵を産む」「アイアンで引きずる」などのインチキを働き、
それを咎められ、「なんでそんな事しますねん?」と訊かれ、
勝ちたいねん!
と心の底から口にされたのが始まりだとか。
その時、星野監督も一緒で、
それを監督がシーズン中に使用したとのこと。
ここ数年の出来事ですと、年齢的に厳しいので、
レディースティーから打たせてくれと頼んだところ、
さんまさんたちは
「女性のためのティーやから、ブラジャーを着けてきたら」
と仰ると、本当に着けてこられて、
念願のレディースティーからスタート。
この年末年始では、同様につけまつげをつけておられて、
その画像が彼の旧ブログにアップされています。
レディス
http://stblog.stardust-web.net/bandoeiji/comment/?entry_id=25388
先のオーストラリアでの話ですと、
人気の星野監督のカレンダーを作るということで、
オーストラリアでも写真を撮影したようなんですが、
出来上がったものには、
さんまさん、ショージさんはもちろん、
同じくオーストラリアで休暇を楽しまれていた
佐藤浩市さん、浅田美代子さんが一緒に写っているものが。
全員が芸能人としては商品なので、
各事務所が訴えればたいへんなことになる訳です。
さんまさんやショージさんは、
長い付き合いですし、吉本という会社の性質上、
それでもなんとかなるのかもしれませんが、
他のお二方は違います。
だから、さんまさんは
謝まっときなはれや
と仰いますと、「わかった」と板東さんは佐藤浩市さんに近づき、
おかけで、よぉ売れましたわ。2位でっせ、2位!
と、売り上げランキングに誇らしげな笑顔だったとか。
愛すべきオッサンです。
野球解説者としては、関西の仕事では阪神ファンのための解説を、
中京では中日ファンのための解説をされるとか。
阪神とは縁のない彼ですが、
特に星野監督時代の彼は、星野監督のおかげで、
特番もされて、今も7年後輩の監督を「星野」と呼ばず、
「監督」とお呼びになります。
一時期、その星野監督が巨人の監督に就任か、
という記事が出たことがありました。
あの頃、周囲からは「板東さんはどうしますのん?」と尋ねられると、
ええねん。どっちに転んでもええようになってんねん
と、仰っていたとか。
今年の4月改編だったか、
昨年の10月改編だったかで、
大阪の「ちちんぷいぷい」の曜日レギュラーが終了になることになり、
毎日放送のスタッフがたいへん申し訳なさそうに
それを謝りに行きますと、
ああ、それやったらええねん
と笑顔で返されたとか。
急な降板決定だったらしく、
それに怒っているかと心配していたスタッフは
胸をなで下ろすこととなりますが、
彼の「ちちんぷいぷい」最後の出演の翌週、
裏番組の「ミヤネ屋」の曜日レギュラーの席に座っておられた…
…という、
愛すべきオッサン
です。
そんな板東英二さんの現在のブログはこちらです。
板東英二オフィシャルブログ「ブレイクしたいねんっ!!」
http://ameblo.jp/bando-eiji/
※ 芸能界でのお話については7割ぐらい
明石家さんまさんがラジオで仰っていたことですので、
事実かどうかは存じません。