ビーバップ!ハイヒール
「あなたの知らない地球!21世紀新種生物ランキング!」
http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-11390450915.html
こちらからの続きは、第3位から。
第3位
体長40cm程度のその哺乳類はマレー半島などで暮らしています。
発見されたのは2010年のシンガポール。
皮翼目に分類されるこの哺乳類には、
滑空するための皮膜があり、
それはムササビなどと同じですが、
ムササビはネズミなどと同じ齧歯目であり、
両者は遠い存在どうしです。
マレーヒヨケザルと呼ばれる種は、
以前からジャワ島、ボルネオ島などでも確認されていましたが、
2年前にシンガポールで発見された種は、
完全に新種なんだそうです。
一生のほぼ全てを樹上で暮らす彼らはなんと、
100mも離れた木に飛び移ることが出来るそうで、
これまでに確認されていたヒヨケザルの記録を
大幅に塗り替えました。
そして、母マレーヒヨケザルは、
赤ちゃんをお腹にしがみつかせていても、
滑空することが出来ます。
第2位
ボウズハゼは日本などにもいる20cmほどのハゼで、
2004年のハワイで発見されたボウズハゼは特別でした。
ボウズハゼの一生の中には、
海で暮らす時期があります。
そして、また川へと戻ってきます。
川を遡る時に障害となるのが滝で、
ボウズハゼは
このように滝登りをして上を目指します。
ボウズハゼの胸には吸盤があるんですね。
産卵のため、天敵のいない上流を目指して、
上へ上へと登っていきます。
ハワイのこのボウズハゼの一種は、
こんな滝にも登っているようで、
多くのボウズハゼは敢えなく
滝壺へとたたき落とされてしまいます。
爆弾のように落ちてくる水の塊に耐えたもののみが
滝の上へとたどり着き、
子孫を残すことが出来るでしょう。
(適当なものがなかったので 伊豆のボウズハゼの滝登りを)
第1位
これはナナフシです。
ナナフシは木の枝や葉に擬態している昆虫で、
日本でもたくさんの種類のナナフシがいますが、
世界中では2500もの種類がいることでも知られています。
インドネシアのボルネオ島、
その森で2008年に見つかったナナフシは、
ナナフシの中だけではなく、
現在見つかっている全ての昆虫の中で最長のものとなりました。
その体長はなんと56.7cm。
その名もチャンズ・メガスティック。
見つけられたのは3匹のみで、
その生態は謎のままだそうです。