元は深夜番組だったそうですが、
知りませんでした。
こちらでも放送されていたようなんですけれど。
時間を25分間から57分間番組として拡大して
先月24日からゴールデン枠として
開始されました。
(水曜日19:57から)
ゴールデン初回2時間SPを見ていて、
見ることにしてみたんですが、
もう少し軽くなればなあ、と思わないでもありません。
古今東西の偉人たちの名言を虫食いの状態で表示し、
出演者は元の名言を超えるようなものを生み出すべく、
それぞれの言葉を当てはめていくという番組のようです。
第2回の今回は
設楽統さん(バナナマン)、
志茂田景樹さん(作家)、
谷中敦さん(東京スカパラダイスオーケストラB.Sax)、
若林正恭さん(オードリー)、
Mummy-Dさん(RHYMESTERのMC)、
永塚勤(つぶやきシロー)さん
がコトバスター(解答者)。
この中でレギュラーは若林さんだけでしょうか?
前回から見ていて思うのは、
皆さん、いい言葉を思いつかれるものだということ。
私は昔にコピーのセンスがないとか、
創造力に欠けていたりするんで感心してしまいます。
人間とは、_________生き物なのです。
オリジナルはFacebookの開設者のマーク・ザッカーバーグ 。
Mummy-Dさんはオリジナルと同じ言葉を回答し、
答えは伏せられました。
若林正恭さん
人間とは、たった一人では自分になれない生き物なのです。 82pts
設楽統さん
人間とは、秘密を作り秘密を知りたがる生き物なのです。 81pts
永塚勤さん
人間とは、別れなくてはならない生き物なのです。 78pts
谷中敦さん
人間とは、夢を共有せずにいられない生き物なのです。 76pts
志茂田景樹さん
人間とは、他の生き物の殺戮と保護を繰り返してきた最も矛盾した生き物なのです。 71pts
それぞれの回答は会場の100人が審査しており、
1人1点でポイントを与えています。
これをオリジナルの名言でも行い、
そのオリジナルの点数よりも上のものを作ることが目標であるようです。
マーク・ザッカーバーグの名言であり、
Mummy-Dさんが同じものを回答したのは、
人間とは、本能的につながりたい生き物なのです。
う~ん、そんなに名言というような、
重い意味で述べられた言葉なのか、
Facebookというメディアについての惹句か何かのような?
でも、得点は91ポイント。
Mummy-Dさんは同じでしたので、このポイントを獲得し、
また、誰もオリジナルを超えていませんでした。
超えた場合は得点が倍になるとか。
それぞれの回答を提示した後に、
解説や補足をしたりするんですが、
このあたりも評価には重要なようですね。
言葉を足した方がいいのか、
蛇足を付け足して評価が下がるようなこともありそうですね。
英雄とは、_________のことだ
このオリジナルは作家・司馬遼太郎。
設楽統さん
英雄とは、命の油をそそぎ、希望の明かりを灯した者のことだ- 86pts
谷中敦さん
英雄とは、秘密の階段を見つける人のことだ- 80pts
志茂田景樹さん
英雄とは、新しいものをほぼ築いて あとは立ち去るだけの人のことだ- 74pts
永塚勤さん
英雄とは、真の英雄になれなかった人のことだ- 74pts
若林正恭さん
英雄とは、未来から巻き戻した今を生きる人のことだ- 70pts
Mummy-Dさん
英雄とは、普通の人々が幸せに暮らすための生け贄のことだ- 70pts
オリジナルの司馬遼太郎。
英雄とは、自分だけの道をあるくやつのことだ 82pts
オリジナルを超えた設楽さんは172ポイントを獲得しました。
_________人は、おそらく皆負けている。
史上最強の女子テニスプレイヤー、
マルチナ・ナブラチロワの言葉です。
若林正恭さんt
神に誓うのではなく頼る人は、おそらく皆負けている。 86pts
谷中敦さん
強敵に感謝しない人は、おそらく皆負けている。 78pts
設楽統さん
100%でのぞむ人は、おそらく皆負けている。 72pts
永塚勤さん
しゃべりすぎた人は、おそらく皆負けている。 69pts
志茂田景樹さん
常識にとらわれる「タイツをはく人を笑う」人は、おそらく皆負けている。 54pts
Mummy-D
表彰台に立ったとき、世界中を感動させられる人は、おそらく皆負けている。 24pts
マルチナ・ナブラチロワはこう言いました。
「勝ち負けは重要ではない」と言った人は、おそらく皆負けている。
これが81ポイントと評価され、
若林さんは倍の172ポイントを獲得しました。
以上の結果、得点の合計が高かった設楽さんと、
若林さんが決勝へと進出することとなります。
キュビズムの創始者である天才・鬼才パブロ・ピカソの言葉。
コンピューターなんて役に立たない。だって、_________。
これまでも時間内であれば、
複数の回答を提示することが可能でしたが、
この記事内では省略しています。
ただし、決勝戦についてはすべてお書きしておきます。
まず若林正恭さんが
コンピューターなんて役に立たない。だって、書いたものが簡単に消せるから。
として、91ポイントの高得点。
続く設楽さんは
コンピューターなんて役に立たない。だって、自分で電源を入れる事すら出来ないから。
と、この評価が80ポイント。
次は若林正恭さんの2つめが「LOCK」。
ピカソのオリジナルと同じものということで、
ここで回答権は終了しました。
この後は設楽さんが若林さんの91ポイントを
超えられるかどうかが勝負になります。
設楽さんの2つめ。
コンピューターなんて役に立たない。だって、プログラムされた事しか出来ないから。
こちらは78ポイント。
3つめ。
コンピューターなんて役に立たない。だって、俺が使えないからな!。
67ポイント。
ここで制限時間となり、
トップの若林さんがピカソの言葉との勝負となりました。
パブロ・ピカソは言いました。
コンピューターなんて役に立たない。だって、答えを出すだけだから。
この評価は78ポイント。
若林さんの勝利で番組は終了しました。
前回も若林さんの勝利で終わりましたね。
このような番組です。
やや間が持たないような展開の部分もあることですし、
自分なら何を入れるか考えつつ、
見るのもいいかもしれませんね。
また、記事にすることがありましたら、
自分の回答も考えてみましょう。
もう少し軽く出来ればなあ、と思います。
要は大喜利でしょ、という意見もあるようですし。
ただし大喜利を馬鹿にしてはいけません。
台本進行の大喜利は別ですが、
本物の大喜利は熱いですよ。
10年ぐらい前なら、大阪のテレビなら、
よく見られた大喜利なんですけれど、
今は見かけませんね。
明石家電視台のクイズが大喜利っぽいでしょうか?
私が知る限り、今、唯一熱いといえる大喜利が中京テレビの
フットンダ
です。
タカアンドトシさん司会の番組で、
予めお題をもらっている可能性はあるのかもしれませんが、
打ち合わせが済みの様子は見られない熱い番組なので、
おすすめします。
放送時間は深夜番組ということで、
放送局によりバラバラ。
詳しくは画像をクリックして下さい。
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「世界は言葉でできている」 は大喜利? 「フットンダ」もおすすめします。
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