由々しき事態ですね。
中国海軍の艦艇による海上自衛隊艦艇への火器管制レーダー照射、
つまり、攻撃の照準をロックオンしてきた問題、
中国外務省は
報道で初めて知った
と言っています。
事実でしょうか?
尖閣の問題は、日中問題というよりも、
中国国内の問題だとお書きしてきましたが、
事実だとすれば、政府と軍の関係について、
私たちは考えなければならないでしょう。
北朝鮮において、金正恩政権が維持できるかどうかは、
まずは軍部の掌握が第一でした。
中国でも同様の力関係を考えなければなりません。
しかし、知っていて当然の出来事であり、
それは中国政府が意図を持って、
ロックオンしてきたと考えるほうが自然です。
実は、前政権の時から、
同様の事件は起きていて、
民主党政権がそれをなかったことにしていた、
なんていう話も聞こえます。
真偽は不明ですが、そうであるなら、
中国は我が国の弱腰につけ込んで、
やりたい放題を繰り返していたことになりますが…
この問題、最悪の展開を見せることになりますと、
戦争ということになります。
中国軍部の考えはわかりませんが、
中国政府にその覚悟があるのか私には疑問です。
とにかく、注視が必要です。
ところで、この問題についていろいろと検索していましたら、
このような記事を見つけました。
ウラジオストクは「中国固有の領土」か=始まった極東奪還闘争
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_10501
今の新しい中国の教科書には、
極東の中国領150万平方キロが、不平等条約によって帝政ロシアに奪われた
と書かれているらしく、
それは
中国が尖閣にこだわる理由 ~真珠の首飾り ロシアにおける不凍港・ウラジオストク~
http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-11382296355.html
この記事に関わっています。
さて、中露関係はどのようになっていくのでしょうか。
よく、隣の国なんだから仲良く、
なんていいますけれど、
現実は、隣国同士の仲がいいということのほうが少ないようですね。
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ロックオン 中国政府は軍部を制御出来ていないのか? 民主党政権が事実を隠蔽していたのか?
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