短めにいきます。
土曜プレミアム ~ガリレオからの挑戦状~実験す~
を見ましたけれど、
「科学くん」のフジテレビ版のような印象でした。
火災旋風の実験が興味深かったでしょうか。
こんな感じで送風機を使用するのかと思いましたら、
自然の風を待っていましたね。
災害としてはこのように炎の竜巻は移動するようで、
被害を増大させ、
関東大震災で多数の焼死者が出たのは、
この影響が強いとされています。
阪神淡路大震災でも被害を大きくしましたが、
地震発生時刻が早朝だったため、
もう少し遅ければ
さらに酷い火災旋風による被害が出ていただろうという説も。
水溶き片栗粉(コーンスターチ)でよく知られているこの現象は、
テレビでは米村でんじろう先生や
そのお弟子さんがよく実演されていましたね。
たいていはもっと長い2m程度のプール状の場所で、
爬虫類のバジリスクのような走りが見られました。
ダイラタンシー現象
と呼ばれるこの現象は、
常態では液体の性質を示し、
力が加わると固体のような状態になります。
このようなダイラタント流体の粒子は、
粒子と粒子の隙間がほとんどなく、
その間に水などの液体が入ることで流体となっています。
しかし、ここに力が加わると、
この液体が脱出してしまい、
固体のような性質になります。
力が加わっていないと、
液体ですので沈みます。
こんなに大量の水溶き片栗粉を用意しなくても、
ボウル程度でもこのダイラタント流体を実感することは可能です。