先週のナイトスクープの依頼で、
石川さゆりさんの「津軽海峡・冬景色」の歌詞にある
上野発の夜行列車 おりた時から
青森駅は雪の中
北へ帰る人の群れは 誰も無口で
海鳴りだけを きいている
「海鳴り」を聞きたい、
というものがありました。
聞いた事、あります?
番組ではなかなか聞く事が出来ず、
最後は音収集家が沖縄の島で録音したものが再生されました。
海鳴り、聞いた事、あります?
海沿い、特に日本海側にお住まいですと、
珍しいものではないのかもしれませんね。
こんな音らしいです。
私が思うに、実際の音には
これよりも低い低周波音が含まれているのではないでしょうか?
録音されない音、再生されない音があるのではないかと。
うみ‐なり【海鳴り】
暴風雨や津波襲来の前兆として海上から鳴り響いてくる音。うねりが海岸でくずれるために発生する。かいめい。
広辞苑 第六版 (C)2008 株式会社岩波書店
広辞苑ではこのように説明されています。
*************************************************************
新聞に釧路港での「グリーンフラッシュ」の写真が載っていました。
グリーンフラッシュの動画がないかと検索してみましたら
ありましたので、貼り付けてみます。
太陽が沈む瞬間、一瞬だけ緑色の光を放つことがあります。
これをグリーンフラッシュと呼んでいます。
太陽光は大気の中を通り抜けることで、
大気に散乱されて私たちの目に届いているんですが、
日の出や日没直前だと、大気を通る距離が長くなるために、
波長の長い赤い色の光だけが私たちの目に届く事になります。
これが朝焼けや夕焼けとして認知されます。
ただし、日没直前でも、空気が非常に澄んだ状態ですと、
長い距離の大気を通過するにもかかわらず、
光があまり散乱せずに目に入ってくることになります。
この時には赤い光とともに、
比較的波長の短い緑の光も目に届いていますが、
赤色のほうが強いために、私たちは緑を知覚できず、
日没の瞬間に、水平線や地平線にこの赤が隠された時、
緑の光のみを見ることが出来、
大気のゆらぎにより、フラッシュのように瞬きます。
説明としてはこんな感じだと思います。
間違っていたらご指摘下さい。
ハワイあたりでは、グリーンフラッシュを見ると
幸せになるといわれているそうですよ。