すでによく知られている話もあり、
初耳の興味深い話もありという番組でした。
日焼け対策をしても目から日焼けする
これは既に常識化していますよね。
万全の紫外線対策を施すなら、
日焼け止めクリームなどだけではなくて、
UVカットのサングラスを使用するべきだということなります。
さらに加えて、紫外線で目が強い紫外線を受けると、
大腸も日焼けすると説明されていましたが…、
それで身体的に問題が出るのかどうかが気になります。
食後のフルーツは体によくない
酵素栄養学の宮澤美智さんのお話です。
肉や魚が胃の中にある時間は約8時間以上、
食後の果物を食べた場合、
胃の中にそれらがまだ存在している状態であり、
そこに果物のアルカリ性が入ると、
胃散が中和され、消化不良を起こす、とのこと。
果物自体は消化に良い食物なので、
30分前か空腹のときに採るとよいと説明されました。
ちなみに、私は酵素栄養学という分野について、
極めて懐疑的な立場ですので、
真偽の程はわかりませんが、
理窟が通っているようでもあり…?
コーヒーフレッシュはミルクが一切入っていない
森永乳業の粉末商品、
クリープの広告でも「ミルク生まれ」と謳っていますよね。
つまり、他は違うということ。
一般にコーヒーフレッシュ、
コーヒーミルクなどと呼ばれているものの主原料は、
植物性脂肪。
スタジオではサラダ油、乳化剤、増粘多糖類、
50℃の水で再現していました。
水にサラダ油を入れても分離しますが、
乳化剤で水に油が混ざるようになります。
そして粘性を出すために増粘多糖類を入れて撹拌、
これで原理的にはそれが出来上がります。
なお、植物性油脂であるショートニングに、
上で出来たコーヒーフレッシュを投入、
香料などを入れるとマーガリンになります。
水をたくさん飲む健康法は全くのデタラメだった
どこから出た話なのか、
熱中症対策を含む
生命活動のための水分補給が必要なのは当然として、
たくさん水を飲むことが健康法ということはありません。
低レベルではむくみの原因にもなり、
酷い場合には水中毒、低ナトリウム血症にも繋がりますので、
無闇矢鱈と飲むものではありません。
食中毒菌は一晩で10億倍になる
つけ置きの食器などの話かと思いましたら、
その話ではありませんでしたね。
とあるご家庭を訪問。
ますは、作り置きのカレーの危険性を指摘、
火を入れればたいていの細菌は死滅するんですが、
厄介なのがウェルシュ菌で、
これは熱に強いという性質があります。
ただ、幸いにして、ウェルシュ菌は嫌気性、
温めながら、鍋の中を混ぜて
空気に触れさせることでその数を減らすことが出来ます。
保存の際には、あら熱を取った後、
小分けして冷蔵庫に入れるのがベストであるようです。
次は弁当。
温かいままで詰めますと、
内部に蒸気がこもり、
その水分と温度で食中毒菌が増殖しやすくなります。
また、冷蔵庫に入れてある前日の煮物などは、
そのまま弁当箱に入れるのではなく、
再加熱で菌と水分を減らすことで、
食中毒の可能性を下げることが出来ます。
煮物は水分が多いため、
このような注意が必要になります。
そしてミニトマト、イチゴなどを入れる場合には、
ヘタに注意が必要で、
ヘタとその周囲には雑菌が残りがちです。
ヘタを取り除いて流水で洗いましょう。
冷蔵庫。
肉が入っているパックの裏を見てみますと、
そこには血が混ざっている肉汁が。
冷蔵庫の棚にそれが移っています。
その横にはキュウリが置かれていて、
加熱しないで食べることも多いだけに、
その危険性が指摘されました。
その棚を微生物の量などを量るATP測定器
で測定しますと、
合格値が300RLUなのにの対し、
5,062RLUという高い数値が。
この測定器で水道の蛇口のハンドルを測定すると、
21,113RLU。
これは調理中にも触れる場所なので、
汚染されやすい場所です。
手を綺麗にするつもりが、
手を汚染させることにもなってしまいます。
…明晩に続きます。