楽しみですねえ。
今までの日本人選手のメジャーリーグへ移籍した時よりも、
一番楽しみです。
私がリアルタイムで見る事が出来た投手の中で、
最高の投手だと思います。
米国の「baseball」との対比として、
日本のそれは「野球道」と表現されることがあります。
しかし、彼は自身の野球について、
野球学
と表現、常に研究し、実践してみることで、
年ごとに、あるいはそれよりも短い間隔で、
新しい進歩を遂げてきました。
優れた体躯と自己管理、
精神力で私たちを感動させてくれましたが、
今年は新しいステージで彼の活躍を見る事になるのでしょう。
6年契約とのことですが、
成績次第では5年満了時にFA可能ということで、
彼がこだわったとされる「5年契約(4年の報道も)」が
一定分盛り込まれたとうことなのでしょう。
契約年数は少ないほうがよいとするあたり、
彼の地での活躍に余程の自信があるのでしょうね。
背番号は「11」。
少し前に、レンジャーズ側が口説きの材料として、
この日ハム時代と同じ背番号を用意されていると報じられて、
その中で、現在は
レンジャーズのクールボー打撃コーチがつけているという話がありました。
どこかで聞いた名前だと思ったら、
阪神タイガースにいた選手ですねえ。
懐かしく思いました。
そのクールボーコーチがこれを譲るということなのでしょう。
テキサスが本拠地と決まったことで、
打者有利、投手不利の環境が心配もされていますよね。
空気が乾燥していてボールが飛びやすく、
ライトスタンドはグラウンドにせり出しているため、
こちらの方向へのホームランが出やすいと。
しかし、あの野茂英雄投手は、1996年に
あのコロラドでノーヒットノーランを達成しています。
標高が高く空気が薄いという理由で、
ロースコアの試合がほとんどないクアーズ・フィールドで
彼は成し遂げたわけですから、
同様に打者有利のテキサスでも、
優れた投手であれば活躍してくれるものと思います。
期待しましょう。
※ "成績次第で"について、
それがサイヤング賞獲得という条件だという報道が。
事実だとすれば、とんでもない条件ですねえ…
ところで、楽しみな一方で寂しくはなりますよね。
まあ、本人がしたいことをすべきなので、
異論などはありません。
ただ、ポスティングシステムは、
日米ともに野球界にとっての益は全くないでしょうし、
ただ、選手を売る側が儲かっている以外、
いいことはないように思います。
この歪なシステムは廃止するか、
もっと公正で両国の野球界にとって
プラスになる方式に完全すべきだと思います。
多くの人がそれに気づいていると思うんですが、
球界の中では、誰も言い出さないものなのでしょうか?
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ダルビッシュ レンジャーズと6年契約
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