阿鼻叫喚の声と呪詛が止まらないようです。
ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルが凄い / 無双OROCHI2 Ultimate発売決定
http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-11562760536.html
この記事中で懸念したとおり、
というかそれ以上の想像を絶するとんでもない出来だったようで。
私がこれを買わなかったのは、
このゲームの出来について考えていたというよりも、
時間がなかったんですよね。
KOEI商法であることはわかりつつも、
無双OROCHI2 Ultimate
無双OROCHI 2 Ultimate (通常版) (初回特典 趙雲&石田三成&かぐや “ハロ.../コーエーテクモゲームス
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9月26日に発売のこれは買うでしょうから、
2ヵ月連続で新作をプレイするだけの時間はないということで。
それと発売前受注数が50万本以上だという話があり、
それでやめておきました。
ジョジョASBの初回特典は吉良吉影のダウンロードコードで、
DLCは1キャラ600円というアナウンスでしたから、
600円以上値下がりしてから買えば
損はしないだろうという計算でした。
よほどよく出来たゲームでない限り、
50万本も出荷すれば、遠くないうちに値崩れも起こります。
そういう考えだったんですが…
どうも酷いことになっているようです。
ネットオフ
http://www.netoff.co.jp/sellcont/nid/postconf/iid/0011833194/cid/
では、2,800円。
ここなんかはまだ高いほうで、
コムショップ買取
http://www.comshop.co.jp/kaitori/item-4582224495559.html
こちらでは買取価格が1200円にもなっています。
もちろん、これは記事作成時のもので、
まだ値下がりそうな雰囲気ですが…
定価は7980(税別7600)円なんですけれど、
まだ発売から2週間ぐらいしか経っていないのに…
こんなに酷い例が他にあるでしょうか?
あと、限定盤というより高価なセットもあるんですが、
こういうものは人気作ですと、
転売目的で大量に買い込んで
オークションで儲けようとする人も出るもので、
しかし、今回は原価割れが続出している模様です。
大損した人もいるでしょうけれど、
それ以上に、大量にこれを仕入れたお店は
赤字承知で投げ売りしないといけなくなってしまうことに。
アクションゲームには「永久パターン」という
特定の行動を繰り返し続けるとクリアできる、
ゲームオーバーにならない行動ルーティーンがある場合があります。
「永パ」「A級」「AQ」などとも書かれますが、
事が対戦格闘ゲームになりますと、
対人の場合が多いので永久コンボ、
永久に入り続ける連続技をやられるほうはたまりません。
ゲーム性を損ねることになるだけでなく、
それがあまりにも単純なパターンであれば、
ゲーム性は崩壊してしまうこともあります。
ということで、基本的にはメーカーは予めそれを潰して、
製品にすることになるんですが、
今回のジョジョASBの場合、
対戦格闘では絶対に潰しておかないといけない
ただ飛び跳ねて攻撃しているだけで
「永久コンボ」が成立し勝てるというようなものまで、
放置していたようなんです。
その他、問題点を挙げれば限りないようで、
テストプレイしたのか疑問なレベルのようです。
あとはソーシャルゲームにありがちな
時間で回復するようなシステムが導入され、
速く「回復させたければ金払え」という呆れる内容。
こういう要素を入れるゲームの場合、
無料~4000円代ぐらいにしておかないと…
しかも、事前告知なしですから。
悲痛な嘆き、怒りの叫びも聞かれようというものです。
こんな状況の中、10日、修正パッチが公開されました。
少しでも何かが改善されればと、
皆がパッチを当てたようなんですが…、
もっと酷い状態になったという有様で。
特定の永久パターンを潰したのはともかく、
そのおかげで他の多くのキャラのコンボが入らなくなった、と。
まだ救いのあった部分まで駄目にしてしまったようなんです。
まあ、今後もパッチはリリースされるでしょうけれど、
バンダイナムコゲームスとサイバーコネクトツーは、
大きく信用を損ねましたね。
前者については諦めていた人も多いでしょうが、
後者についてはダメージが大きいかと思います。
また、この作品が発売される時のゲーム雑誌「ファミ通」のレビュー、
これは編集者4人が10点満点で採点するものですが、
その評価が合計
40点
だったんですね。
ある程度分別がついてくれば、
大人の事情で点数を高くつけなくてはならないこともあることぐらい
想像は出来ます。
ただ、その想像が出来ない子供たちも
この雑誌を参考にしているはず。
雑誌が売れない時代です。
それはゲーム雑誌でも同様でしょう。
ますます見限られますよ。
話をゲームそのものに戻しますが、
Amazonにはこういうレビューもありました。
私には、高校生の息子がいます。
ジョジョが大好きです。
私もジョジョを昔読んでいましたので、子供とジョジョの会話が出来ます。
ゲームも少しやりますが、格闘ゲームはやりません。
それでも、息子と一緒に会話を弾ませようかと、息子の誕生日プレゼントにこのゲームを購入しました。
しかし、息子はこのゲームをすぐに投げ出してしまいました。
そんなにつまらないのか?と思いましたが、面白さ以前に「金がかかる」ということです。
私は課金制というシステムが良くわかりません。
一昔もふた昔も前の人間ですし、オンラインゲームというものが良くわかりません。
それでも、6000円もするゲームですから、ゲームを購入するだけで十二分に遊べると思って購入したのですが。
息子の話を聞くと、何千円も払わないと、満足に遊べないというではないですか。
なので、息子はすぐに遊ばなくなってしまいました。
課金システムを理解して購入した方は良いでしょう。
しかし、なかには親子の会話を楽しもうと思って、
子供の誕生日プレゼントにゲームを買う父親もいるのです。
課金しなければ満足に遊べないようなゲームを、
一部上場している有名なメーカーが発売するのはいかがなものでしょうか。
ゲームを接点に息子との絆を深めようとしていたのに、
会話が弾むどころかとても気まずくなってしまいました。
これだけ有名なキャラクターを扱ったゲームなのですから、様々な顧客がいることを考えてほしいです。
とても残念な気持ちでいっぱいです。
オヤジの愚痴となりましたが、メーカーに届いてほしい叫びです。
ここに書かれていることが真実かどうかはわかりません。
ただ、こういう状況がどこかで起こっているはずです。
今作はCERO-B。12歳以上のゲームです。
12歳の子供に買い与えたものが、
さらにお金を要求するようなものであったなら?
子供の喜ぶ顔が見たくて買ってあげてこれでは。
また、自分でお小遣いを出して買った中学生の場合、
7000円は大金ですよね。
ゲームメーカー多少なりとも、
社会的責任を負っていることを自覚していただきたいものです。
嘘をついてでも、事実を隠してでも、
どんなに酷い出来であることがわかっていても、
利益が得られればそれでいい、では、
早晩、見限られることになります。