福岡ソフトバンクホークスのファンの皆様、
おめでとうございます。
ホークスは11球団全てに勝ち越し、
交流戦も優勝し、リーグ優勝、もちろんCS優勝、
そして、最後の日本一で完全なる勝利の2011年となりました。
胴上げの前に、涙をこらえながら、
選手一人一人と抱き合う秋山監督のお顔が美しかったです。
球史に残る日本シリーズであったと思います。
事前の私の予想では、それぞれの試合の勝敗は
4点取れればホークスの勝ち
2点先に取れればドラゴンズの勝ち
だと思っていました。
これは、得点力を発揮できればホークスの試合に、
わずかな点差でもリードできていれば
ドラゴンズの試合になると考えていたからでした。
実際の試合では、第5戦を除いて、
ホークスが得点力を存分に発揮できたとはいえませんでした。
それだけ、ドラゴンズの投手が良かったということでしょう。
そして、ポストシーズン無安打ながら、
常に投手を引っ張っていた
谷繁が素晴らしかったということでもありました。
今年、.267のチーム打率を誇ったホークスは、
この日本シリーズのチーム打率は.234に過ぎません。
これはシーズンで12球団最下位のベイスターズを下回る数字です。
そして、その谷繁を変えなかった
落合監督の選手起用にも感動させられました。
抑えた、ということでは、ホークス投手陣、
バッテリーの力は、それよりも上だったのでしょう。
如何に打てないといわれているドラゴンズ打線でも、
.155に抑えたのは驚きです。
要所を締めた森福の快投もありました。
また、日本一を奪三振で決めた攝津、
今シーズン、彼を先発に転向させるというニュースを
新聞で見た時、目を疑いました。
2年続けて、リリーフで頼り切っていた彼が抜けたブルペンをどうするのか、
それが心配でした。もちろん、攝津自身の先発転向も。
これは秋山監督の英断でしたね。
この日本シリーズでは、第3戦に攝津が先発し、
7回を1失点の好投。
そして、その後もリリーフとして、
昨年までの経験生かし、
信頼感はそのままの活躍でした。
以前お書きした松中は、日本シリーズでは無安打でしたが、
今夜の試合では、膝の故障をものともせず、
激走で貴重な追加点となるホームインがありました。
とても、見所の多い日本シリーズでした。
ホークスが日本一になるのは2003年以来。
あの時は、タイガースと戦い、
それぞれ、全てホームチームが勝利した「内弁慶シリーズ」で、
今回は第6戦までは、ビジター側が勝ってきているという、
日本シリーズ史上初の展開を見せました。
しかし、最後の最後にホームチームが勝ちましたね。
野球の素晴らしさを感じることが出来た日本シリーズでした。
また、来年を楽しみにしています。
(アジアシリーズがありますけれど)
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福岡ソフトバンクホークス日本一ダ!!
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