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14日の阪神マートンの本塁突入について考える

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ここ3日間、神宮球場からの生中継を見ていました。
幸運にも、その瞬間を生中継で見ることが出来て幸せです。
それに、以前のプロ野球界ならともかく、
現在のプロ野球界では、
誰でも記録に挑むことが出来る、
打ち破ってはいけない記録などは存在しないことを証明したことに、
喜びを感じます。

そのホームランについては先ほどの記事をご覧頂くとして、

おめでとう! バレンティンが日本新記録2発 -ホームラン、ヒーローインタビュー、記者会見全動画-
http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-11614626053.html


ここではその前夜の問題のプレーについて考えたいと思います。






生中継でも見ていましたが、
見るからに無理な本塁突入です。
タイミングでいえば明らかにアウト。
そこをこじ開けるべく、詳しくはタックルで捕手のミットから、
ボールがこぼれることを期待しているプレーですね。

今シーズンでは以前にも同様のタックルをしている彼ですが、
ただ単に、彼を非難するというのも違うと思います。

この時に乱闘騒ぎとなり、
手を出した相川捕手、
そしてそれに応戦したとしてマートン選手も退場になりました。
見返してみても、応戦しているようには見えませんので、
タックルそのものが退場の理由だと思っていましたが、
違うんですね。
当の相川捕手は、その後

普通のプレー。自分がちょっとエキサイトしてしまっただけ

と反省の弁を述べています。

もちろん、ルール違反ではありません。
ただ、得点のためなら、
相手を怪我させてもいいというプレーには疑問が残ります。
一方で、こういう状況の捕手は
塁線、ランナーの走路上に陣取る、しゃがむのが普通です。
多くは左足下腿を地面に着けて滑り込みを阻止、
時にホームベースを完全に体で隠します。
これを「ブロック」と呼びますが、
これはどうなんだろうという議論もあります。
実際、ボールを持っているか捕球のためでしか
捕手は塁線上にいられません。
それ以外の時に、そこにいることは走塁妨害として禁止されています。


今回は明らかにアウトのタイミング、
そして、感情的には彼が5月にも
ヤクルトの田中雅彦捕手を同様に突き飛ばし、
左鎖骨骨折の大怪我をさせています。
ヤクルトでは4月にも当の相川捕手がブランコの突入で、
左肩鎖関節の亜脱臼しています。
今回もマートンが責められるんですけれど、
もしも、もっと際どいクロスプレーなら
どうでしょうか?

ソフトボールのファーストベースのように、
守備側、攻撃側のベースを分けるのでもなければ、
このような騒動は今後も確実に起こります。
あるいは、審判の裁量権を設けて、

明らかにタイミングがアウトの本塁突入時にはタックルは禁止

としておかないと。

このような解決策は採られないでしょうけれど、
私たちもプレーの意味、
その中身について考えなくてはならないのかもれしません。





ねてしてタペ

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